双子育児の大変な時期はいつ?楽しく乗り切るコツや便利なアイテムを紹介

【先輩ママの声】双子育児が大変だと感じたこと

双子育児が大変と感じる時期は人によって違いがあるものの、生まれて間もないころが最も忙しく、次第に落ち着いていくと感じる人が多い傾向です。月齢別に大変と感じるポイントを紹介します。

生後3ヵ月まで:慣れない双子育児に大忙し

真顔の赤ちゃんと泣いている赤ちゃん
赤ちゃんが生まれて間もないころは、ママの体調は本調子ではない上に、慣れない育児でてんやわんや。特に授乳やおむつ替えが辛かったとの声が聞かれました。
■授乳
離乳食が始まるまで、頻回に行う授乳が辛かったと感じるママが多いようです。2人がミルクを欲しがるタイミングが違うと、2人同時にというわけにはいきません。粉ミルクなら準備や片付けが2倍に、母乳ならママの疲労が2人分になるように、それぞれ違った大変さがあります。
■おむつ替え他
おむつ替えや沐浴に関しても、基本は1人ずつ順番に行うことになります。首が座るまでは抱っこも1人ずつしかできません。またおむつや粉ミルクが無くなるスピードが早く、出費も2倍となるのが大変と感じる人もいました。

生後6ヵ月ごろ:2人分の離乳食やお出かけの準備

双子用ベビーカーに乗った双子
離乳食やお出かけに関しても、2人分の準備が大変と感じるママが多いようです。
■離乳食
双子であっても食べるペースや好みに違いがあるので、スムーズに食べさせるのが難しい場合もあります。食べる量や回数が増えてくると、作り置きしても間に合わないこともあるようです。
■お出かけ
お出かけでは、おむつや着替えなど2人分の荷物を用意して持ち歩くことになります。双子育児では重宝するベビーカーも、通りづらいところがあると移動に制限が出ることも。またお出かけが増えると病気をもらうことが増え、どちらかが病気にかかるともう1人にうつってしまうケースも少なくありません。
■夜泣き
6ヵ月ごろになると、新生児期よりも声量が増します。1人の夜泣きに驚いて、もう1人が起きて泣き出してしまうこともあります。
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生後1年ごろ:活動的な双子から目を離せない

窓を開けてこっちをみている赤ちゃん
生後1年経つと双子同士で遊べるようになってきたり、意思疎通ができるようになってきたりするので、次第に育児が楽になってきたと感じ始める人が多いようです。
しかし、それぞれ興味を持つものが違ってくるため、2人に目配りをしておかないといけません。また、活動的にもなるので、1人を抱っこしながらもう1人を追いかけ回さなければならないという状況になることもあり、体力が必要となります。

大変なだけじゃない!双子育児のメリット

お揃いの服を着て遊ぶ双子
大変な日々のなかでも、2人が一緒に成長していく様子を見守れるのは、大きな励みとなるでしょう。ここでは、双子育児のメリットを紹介します。

可愛さが2倍増し

なんといっても似た顔立ちの2人がいることで、かわいさは2倍に増します。双子ならではの同じようなしぐさをする様子は、とても愛らしいことでしょう。また、洋服を揃えて双子コーデができるのも、双子育児だからできる楽しみ方です。

周囲の人に覚えてもらいやすい

双子は珍しいため、周囲の人に子どもたちのことはもちろん、双子のママとしても覚えてもらいやすくなります。知り合いが増えると、困った時に助けてもらえたり、気にかけてもらえたりする機会も増えるでしょう。外出先でも「2人の世話をするのは大変そう」と、寛容な目で見てもらえることがしばしばあります。

2人で切磋琢磨しながら成長できる

双子同士は生まれた時から同じ月齢の友達がいるような状態なので、成長とともにお互い切磋琢磨しあえます。ケンカをしながら人とのやりとりを学び、社交面に良い影響を与えることが期待できます。

産休を早めに取れる

双子を出産する場合、1人の場合よりも産前休暇が早く取れます。通常の産前休業は出産予定日の6週間前からですが、双子だと14週間前から取得可能です。
また国民健康保険か社会保険に加入している場合に受け取れる出産育児一時金も、一度に2人分受け取れます。逃さないよう条件や手続きについて、事前によく確認しておきましょう。

双子育児を乗り切る4つのコツ

双子を見つめる父母と祖父母
双子育児を乗り切るには、頑張りすぎないこと、周囲の人や支援サービスに積極的に頼ることが大切です。双子育児を乗り切るための4つのコツを紹介します。

1.2人の生活リズムを揃える

起床や就寝、食事、遊びなどは、なるべく毎日同じ時間にすると生活リズムが整いやすく、2人のタイミングのバラつきが減らせます。授乳についても、それぞれが泣いたタイミングではなく、決めた時間に一緒に与えると負担が少なくなります。

2.家事は完璧を目指さない

家事はその日にできる範囲のものだけを済ませ、後回しにできるものは翌日にするなど調整していきましょう。家事や育児は完璧を目指すとプレッシャーとなり、ゆとりがなくなってしまいます。理想ばかりにこだわらず、市販品なども活用して余裕を持つのが大事です。

3.パートナーや家族に頼る

双子育児では2倍の気力・体力が必要になるので、積極的に周囲の人を頼りましょう。授乳はママしかできなくても、ミルクならパパや祖父母などに頼めます。おむつ替えやお風呂に入れるなども、どんどん分担して負担を減らしましょう。
また、自分1人になれる時間を作り、息抜きの時間を作るとなお良いでしょう。離れている間は子どもが心配かもしれませんが、双子育児を乗り切るには、親がしっかり休む時間も必要です。

4.各種支援サービスを受ける

周囲の人に頼るのが難しい場合は、各種支援やサービスを受けることを検討するのがおすすめです。地域の支援センターでは子どもの世話をしてくれたり、同じくらいの月齢の子どもを育てるママと出会えたりします。内容や利用方法は自治体によって異なるので問い合わせてみましょう。民間でもベビーシッターやヘルパーの派遣などのサービスがあります。

双子育児で活用したい便利アイテム

離乳食やミルクは市販のものを併用すると、育児の負担が減らせます。双子育児におすすめの便利アイテムを紹介します。

市販の離乳食

市販の離乳食
2人分の用意が大変な離乳食は、市販品の活用がおすすめです。すべて手作りを…と思うと途中でダウンしやすいので、週に1〜2日は市販品にするなど適度に取り入れてみましょう。子どもの世話にかける時間を増やすため、普段から積極的に市販品を利用したという人もいます。
コープ東北にはママとパパの声から生まれた『離乳食きらきらステップ』があります。ぜひ利用してみてください。

コープ東北/冷凍離乳食「きらきらステップ」開発製造物語

粉ミルク・液体ミルク

木のおもちゃと哺乳瓶
母乳が出ない時や体調が芳しくない時などは、無理せず粉ミルクや液体ミルクを併用していくと良いでしょう。特に外出時に重宝するのが液体ミルクです。調乳不要なのでお湯を持ち歩く必要がなく、常温のまま赤ちゃんに与えられるため、荷物や手間を大幅に減らせます。
一時的に家族に赤ちゃんの世話を頼みたい時にも、渡しておくだけでいいので便利です。

おしりふき

お尻拭きを出す人の手
おむつ替えの時に赤ちゃんのおしりをきれいにするためのおしりふきは、手足をふくのにも使えます。デリケートな赤ちゃんの肌にも安全に使えるように作られているため、さまざまな時に活用でき、ウエットティッシュ代わりに持ち歩く人が増えています。
外出先では、おしりふき以外に手をふいたり、テーブルをふいたりしても便利です。多用途なので、荷物が多くなりがちな双子のお出かけにも重宝します。なお、使用できる範囲についてはメーカーの注意書きを参考にしましょう。
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適度に力を抜いて双子育児を楽しく乗り切ろう

双子と手を繋いで歩く母親
育児にかかる負担が2倍となり大変なことが多い双子育児ですが、その分可愛さも喜びも2倍です。周囲の人やさまざまな支援サービスの助けを借りて、無理せず楽しく乗り切りましょう。双子育児におすすめの便利アイテムは、宅配を活用すると買い物の手間も省けるので要チェックです。
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