
INDEX
- 抱っこひもはいつからいつまで使える?
- 抱っこひもはいつからでも使える
- 新生児から使い始めた人のきっかけ
- 生後1ヵ月頃から使い始めた人のきっかけ
- 抱っこひもの種類といつから使えるかの目安
- 肩・腰ベルトでしっかり支える「ベビーキャリア」
- 簡単に装着可能「スリング」
- 産後の腰痛を軽減「ベビーラップ」
- 赤ちゃんの乗せ下ろしが簡単「ヒップシート」
- いつからどのように使う?抱っこひもの選び方
- 使用したい期間で選ぶ
- 疲れにくさで選ぶ
- 利用シーンに合わせて選ぶ
- 素材で選ぶ
- 使い勝手で選ぶ
- 抱っこひもを安全に使うための注意点
- 赤ちゃんを締め付けすぎない
- 抱っこひもの正しい使い方と状態確認を行う
- 使用中は赤ちゃんの姿勢に気を配る
- 抱っこひもはいつからでも使えるように準備を
抱っこひもはいつからいつまで使える?

新生児期から使える抱っこひもですが、生後1ヵ月前後から使い始める人が多いようです。抱っこひもが使える時期と、先輩ママ・パパが使い始めたきっかけを紹介します。
抱っこひもはいつからでも使える
抱っこひもは、基本的にいつから使い始めても構いません。新生児から使えるものもありますが、種類やメーカーによって対象月齢が変わるので、よく確認してから使用しましょう。
傾向としては、1ヵ月検診で外出するために抱っこひもを使い始める人が多いようです。その後、次第に子どもが成長して重くなってきたり、ひとりで歩けるようになったりしてくるので、1〜2歳くらいで使用をやめるケースが多くみられます。
新生児から使い始めた人のきっかけ
<新生児から使い始めた理由>
- 幼稚園・保育園に通っている兄弟の送り迎えで外出する際に使用していた
- 近くに頼れる人がいない、ワンオペ育児だったため、買い物や病院など日々の外出の際に使用していた
新生児はまだ骨が弱く首が座っていないので、抱っこひもを使用する際は以下の点に注意しましょう。
- 抱っこひも使用中はしっかり頭を支えてあげ、首がぐらつかないようにする
- 新生児用のアタッチメントが付いたタイプを選ぶ
- あくまでも抱っこひもは負担を減らすためのアイテムと考え、頼りすぎない
生後1ヵ月頃から使い始めた人のきっかけ
<生後1ヵ月頃から使い始めた理由>
- 外の世界に慣らすための「外気浴」が始まり、外出の機会が増えたため
- ベビーカーでは外の段差や雨の日が大変なので、場合によって使い分けていた
- 家の中で家事をしながら世話をするのに便利だったから
なお生後3ヵ月くらいまでは首が安定しないので、新生児同様注意が必要です。
抱っこひもの種類といつから使えるかの目安
抱っこひもの種類はいくつかありますが、なかでもよく見かける4タイプの特徴と使える時期の目安を紹介します。知っておくと抱っこひも選びがスムーズになりますよ。
肩・腰ベルトでしっかり支える「ベビーキャリア」

赤ちゃんを包みこむだけではなく、肩・腰ベルトでしっかり体を支えてくれるベビーキャリア。キャリータイプとも呼ばれ、安定感があり長時間でも使いやすいのがメリットです。反対にしっかりしている分、かさばったり、着脱が難しかったりするのがデメリットと言えるでしょう。
縦抱き・横向き・おんぶができるものの他、新生児でも使えるロングユースタイプや、首が座ってから使える軽量タイプなどさまざまな種類があり、赤ちゃんの月齢や使い方によって選べます。
簡単に装着可能「スリング」

スリングは肩からたすき掛けにして、ハンモックのように赤ちゃんを入れる布タイプの抱っこひもです。作りがシンプルで装着が容易なのがメリット。ただし使用中は、必ず赤ちゃんを支えていなければならず、抱っこしながら別作業をしたいときには向きません。
赤ちゃんを横向きに抱っこするように使えば、新生児からでも使用できます。
産後の腰痛を軽減「ベビーラップ」
ベビーラップは幅広の長い布タイプの抱っこひもで、体に巻き付けて赤ちゃんを包み込むように抱っこします。肩と背中全体で重さを分散させるため、ウエストや腰周りの負担を軽減できるのがポイントです。ママと密着するので、赤ちゃんが安心しやすいとも言われています。
最近では、抱っこしやすいように始めから成形されているタイプも登場しています。横向き・おんぶなどができるものもあり、新生児から使用可能です。
赤ちゃんの乗せ下ろしが簡単「ヒップシート」

ヒップシートとは、台座が付いたベルトのような形状の抱っこひも。ウエストポーチのように体に装着して台座の上に赤ちゃんを座らせます。
手軽に赤ちゃんの乗せ下ろしができますが、基本的にはひとりでしっかり座れるようになってからではないと使用できないため、使える期間が短くなります。ベビーキャリアに台座が付いたタイプもあるので、そのようなものを選べば長く使用できるでしょう。
いつからどのように使う?抱っこひもの選び方

ぴったりの抱っこひもを選ぶには、使う時期や利用シーン、使いやすさなどを考慮して選ぶと失敗しません。抱っこひもを選ぶ際のポイントを紹介します。
使用したい期間で選ぶ
抱っこひものタイプによって赤ちゃんの対象月齢が変わるため、まずはいつから使用したいかを第一に考えます。新生児から使用したいなら、横向きの抱っこができるものを選ぶと良いでしょう。長く使いたいなら、月齢に合わせてパーツの付け外しができるものがおすすめです。
メーカーが記載している目安期間を参考にしつつ、赤ちゃんの実際の体重や首・腰が座っているかも考慮して選びましょう。
疲れにくさで選ぶ
ママの体への負担が少なく、疲れにくい抱っこひもを選ぶのも大事です。抱っこひもは肩や腰で支えるものが多いので、肩こりや腰痛に悩まされる人は少なくありません。
赤ちゃんの体重を分散させてくれる構造のタイプや、ベルト部分を幅広くして負担を軽減してくれる仕様のものなど各メーカーが工夫しているため、なるべく試着してぴったりの抱っこひもを見つけましょう。
利用シーンに合わせて選ぶ
利用シーンによって、おすすめのタイプは異なります。ベビーカーと併用して持ち運ぶことが多い場合は、軽量でコンパクトな抱っこひも。長時間のお出かけで常に装着する場合は、重さを分散してくれて体への負担を減らすタイプがおすすめです。
家事をしながら使いたいときは、赤ちゃんをしっかりホールドし、両手が空けられるものが良いでしょう。
素材で選ぶ
通気性が良いメッシュ素材なら、体温が高く汗っかきな赤ちゃんも快適に過ごせます。速乾性もあるので、汚れてもこまめに洗濯できるでしょう。なお抱っこひもは赤ちゃんの肌に直接触れるため、肌が弱い子にはコットン素材がおすすめです。
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使い勝手で選ぶ
ひとりで着脱しなければならないシーンを考え、なるべくストレスなく簡単に付けられるタイプを選ぶのもポイントです。夫婦で使う場合は、サイズ調整できるものや両者の使いやすいデザインかも考慮しましょう。
抱っこひもを安全に使うための注意点

抱っこひもの使用時は、赤ちゃんの窒息・転落・姿勢に気を付ける必要があります。思わぬ事故などを防ぐための注意点を紹介します。
赤ちゃんを締め付けすぎない
抱っこひもを使用する際は、赤ちゃんを締め付けすぎないよう注意しなくてはいけません。過去には、抱っこひもを使用中に赤ちゃんの顔が使用者の体に密着しすぎていたため、窒息する事故が起きています。
抱っこひもによって赤ちゃんが必要以上に押し付けられていないか、顔が布などで覆われていないか定期的に確認し、異常があればすぐに使用を中止しましょう。
抱っこひもの正しい使い方と状態確認を行う
抱っこひもの取扱説明書をよく読み、正しく使用することが大切です。また抱っこひもに付いている器具の破損やゆるみにより、赤ちゃんが転落するおそれもあるため、定期的な状態確認も行わなければなりません。
使用中の事故を防ぐためにも、抱き下ろしは低い姿勢で行う、前かがみになるときは必ず手で赤ちゃんの体を支えるなども徹底しましょう。
使用中は赤ちゃんの姿勢に気を配る
赤ちゃんの関節や筋肉は未熟なので、向かい合わせで抱っこする際は以下の姿勢が取れているか確認しましょう。
- 脚はM字になっているか
- 背中はゆるやかなCカーブになっているか
- 両腕はWの形に曲げた状態になっているか
赤ちゃんのおしりに手を添えて、おしりを抱っこひもに沿わせるようにすると、正しい姿勢が取りやすくなります。
抱っこひもはいつからでも使えるように準備を

新生児からも使える抱っこひもは育児の強い味方です。たくさんある中から自分達に合ったものを選ぶには、赤ちゃんの月齢や、使いたいシーンに合わせたものを選ぶのがポイント。安全に使用するために、正しい使用方法やそれぞれの特徴を知っておきましょう。
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