INDEX
- 「家事をやりたくない」と感じる5つの原因
- 1. やることが多くキリがないから
- 2. 頑張っても評価されにくいから
- 3. 仕事や育児で疲れているから
- 4. パートナーが家事をしてくれないから
- 5. 体調がすぐれないから
- 家事をやりたくない時にやる気を出す方法
- テンションがあがる音楽をかける
- 家事の後のご褒美を用意する
- 頑張る時間を決めてメリハリをつくる
- 家事をやりたくない時におすすめの時短テクニック
- 便利家電や便利グッズで効率を上げる
- 適度に手を抜く
- 時にはプロに任せる
- やりたくない家事を効率的にする家事の「見える化」
- STEP1. 家事をすべて書き出す
- STEP2. 家事リストを作る
- STEP3. 分担分けする
- 家事をやりたくない時は1人で抱え込まないで
「家事をやりたくない」と感じる5つの原因
家事をやりたくないと思う時は、心身ともに余裕がない時が多いようです。まずは家事をやりたくないと感じやすい原因を5つ紹介します。
1. やることが多くキリがないから
料理、洗濯、掃除など、一口に家事といっても種類はたくさん。料理1つとっても、献立を考える、食材を買いに行く、調理する、食器を洗うといったように多くの工程が発生します。
さらに洗剤の詰め替え、飲み終わった後のコップの片付け、ゴミの分別のような細かな作業は「名もなき家事」と呼ばれ、1つ1つは小さくてもすべて行うと膨大な量です。そして翌日には同じ作業を繰り返すこともあり、「キリがない」と感じてやる気が出ない人は少なくないようです。
2. 頑張っても評価されにくいから
家事は仕事と違って、はっきりとした対価を得られるものではありません。家族にとっては「やってもらって当たり前」になっていて、褒めてもらう機会が少ない人も多いのではないでしょうか。
とくに「汚れ物をきれいにする」「散らかった部屋を片付ける」といった「元通り」にする作業は他の人からは気づかれにくく、家族に頑張りが伝わらないケースが多いようです。頑張っても家族から感謝されないと、次第にやる気が出なくなってくることもあるでしょう。
3. 仕事や育児で疲れているから
共働きの家庭や子どものいる家庭にとって、仕事・育児と家事との両立は大きな課題。仕事や育児でヘトヘトに疲れている上に家事も進めるとなると、心も体も休める暇がなくなってしまいます。気力や体力を回復する余裕もないので、家事をやりたくないと感じやすくなります。
4. パートナーが家事をしてくれないから
パートナーが家事をせず、自分にばかり負担がかかっている状態は精神的にも良くありません。「手伝ってほしいと言いづらい」「言ってもやってくれない」など、家庭によってさまざまな事情を抱えています。自分が家事を頑張っているのにパートナーがテレビを見ていたりゲームをしていたりすると、イライラや不満が溜まって家事をするのが嫌になってしまうでしょう。
5. 体調がすぐれないから
体調が良くない日は体が思うように動かず、いつもよりも家事が負担に感じられます。体調不良がひどいと、やりたくてもできないといった状態にも陥ります。とくに女性は生理や更年期障害などで体調不良が続きやすいので、無理せず体を休めることも大切です。
家事をやりたくない時にやる気を出す方法
家事のやる気を出すためには、テンションがあがる方法や、ストレスを軽減できる方法を取り入れましょう。また、だらだらしないために時間制限を設けるのも有効です。ここでは、家事のやる気を出す方法を紹介します。
テンションがあがる音楽をかける
やる気を出す手軽な方法は、好きな音楽をかけること。自然と体を動かしたくなるようなアップテンポな曲がおすすめです。好きな音楽でテンションがあがるだけではなく、リズムに合わせて動くことで作業効率が良くなります。
家事の後のご褒美を用意する
家事を終わらせた後のちょっとしたご褒美を用意すると、やる気が出やすくなります。例えばおいしいスイーツを買っておいたり、好きな映画を観る時間を作ったり、お気に入りのアロマを焚きながらお風呂に浸かったりなど、自分が好きなことを考えてみましょう。イライラや不満が溜まっている人には、ストレス軽減に役立つ良い方法です。
頑張る時間を決めてメリハリをつくる
「今から1時間だけ頑張る」といったように、始まりと終わりの時間を決めるのはやる気を出すために有効な方法です。だらだらと続けていては、一日中家事をしている状態になり生活にメリハリがなくなります。時間を決めることで、時間内に終わらせようと集中力がアップします。毎日「この時間にこの家事をする」とルーティン化するのもおすすめです。
家事をやりたくない時におすすめの時短テクニック
便利家電やグッズを活用したり、適度に手を抜いたり、時にはサービスを利用したりすると家事の負担が減らせ、やる気が出てくるでしょう。家事をやりたくない時におすすめの時短テクニックを紹介します。
便利家電や便利グッズで効率を上げる
便利家電やグッズは、家事の負担を減らすための強い味方。多少の出費はあるものの、家事にかける手間も時間も減らせるので心にゆとりが持てるようになります。
<おすすめの便利家電・グッズ>
- 食洗機
- お掃除ロボット
- 洗濯乾燥機
- 自動調理器
- お掃除スリッパ
- ハンディモップ
- フローリングワイパー など
適度に手を抜く
家事はすべてを完璧に行おうとせずに、手を抜けるところは手を抜き、頑張るポイントをしぼるのがコツです。例えば、料理は手料理を作る代わりに買い物は宅配を利用する、時間がない日はミールキットや冷凍食品を活用するなど。手を抜くことで余裕が生まれ、反対にパフォーマンスが向上しやすくなります。
時にはプロに任せる
共働きなどで夫婦だけでは手が回らない場合は、家事代行サービスを利用するのも手です。プロに任せることで「驚くほどきれいに仕上げてくれた」など、高い満足度を感じる人も。時間に余裕ができる分、家族との時間を多く作れます。
やりたくない家事を効率的にする家事の「見える化」
家族と上手く協力するためには、家事を「見える化」しましょう。「見える化」により家事を効率的にできるだけではなく、これまで偏っていた負担が明確になり、家族の協力を得やすくなります。
STEP1. 家事をすべて書き出す
まずは一度すべての家事を書き出します。料理・掃除・洗濯などの大枠だけではなく、「名もなき家事」と呼ばれる細かな作業まで書き出すのがポイントです。
例えば洗濯の場合、単に洗濯機を回すだけではありません。脱ぎ捨てられた衣類をまとめる、裏返っている衣類を直す、洗濯コースによって衣類を分ける、乾きやすさを考えて干す、取り込んだ洗濯物を畳む、畳んだ洗濯物をクローゼットにしまう、洗剤を買い足すといった作業が必要になります。紙に書き出すことで家事の全体像が見え、上手に分担しやすくなります。
STEP2. 家事リストを作る
家事を書き出したらジャンルに分け、リストを作ります。ジャンルは種類で分けたり、頻度や場所で分けたりとやりやすい方法を模索してみましょう。ネットでは各種テンプレートや、スマホアプリもあるので、使いやすそうなものを探してみるのもおすすめです。
STEP3. 分担分けする
リストができあがったら、家族で分担を決めます。家族の協力を得にくい場合は、まずは現在それぞれが担当しているものに色を付けてみましょう。現状の負担の偏りが明らかになるので、家族の協力を得やすくなります。役割を決めたらリストに書き込み、みんなが見える場所に貼ったりアプリで共有したりして、全員がいつでも見られる状態にするのが効果的です。
家事をやりたくない時は1人で抱え込まないで
「家事をやりたくない」と思うのは、心身ともに無理をしているサインです。頑張りすぎずたまには手を抜いてみたり、好きなことをして気分転換したりすることも大切です。家事の時短テクニックや家事の見える化を取り入れ、家族で協力しながら楽しく家事ができる方法を探してみましょう。
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