もうイライラしない!家事の時短アイディア。ルーティンの見直しや収納のコツも紹介

家事の時短の第一歩!ルーティンを見直そう

ノートを広げて考える女性
当たり前に行っている家事は本当に必要なのか、まずは毎日のルーティンを見直すことが家事の時短の第一歩。ルーティンを見直し、実行に移すための3ステップを紹介します。

1. 完璧を求めない

ルーティンを見直すにあたり、肩の力が抜けるよう家事に対する意識を変えていきましょう。家事のやり方に「こうしなければならない」という正解はありません。完璧を目指すのではなく、各家庭でやりやすい方法を考えていくのが大切です。
完璧を求めすぎると、時間に余裕がなく生活の満足度がなかなか上がらないおそれがあります。家事の効率化は、手抜きではなく無駄をなくしていくことです。家事が時短できれば、自由な時間も確保できて、生活にゆとりを持てるようになります。

2. いつもの家事を見直す

毎日当たり前にやっている家事が、本当に必要か考えてみましょう。家事のルーティンを見直すには、これまで行っていた家事をメモに書き出すと簡単です。その際、活動時間を30分単位くらいで区切った表を作り、各時間の行動を記入していくと思い出しやすいです。
メモを見ながら、不要な家事はないかを検討してみてください。例えば、毎日買い物に行くのをやめて週末にまとめ買いするようにすれば、日常に少し時間の余裕が生まれます。このように減らせるものは減らし、最終的に必要なものだけをメモに残します。

3. 家事リストを作成し共有する

必要な家事がピックアップできたら、家事リストを作成し「見える化」することで、家族とも共有できます。家事リストの作り方は、以下を参考にしてください。
<家事リストの作成例>
  1. 縦軸に30分ごとに区切った時間、横軸に家族の名前を書いた表を作る
  2. 表の中に家族それぞれの普段の行動を記入する
  3. 各自の空いている時間に家事を割り振る
仕事・家事など項目ごとに色分けをすると、負担の割合が一目瞭然になり、役割分担の相談もしやすいでしょう。家族の都合も考慮して、曜日ごとに変えるなど臨機応変に対応するのが続けるコツです。また、ネットでは無料テンプレートや専用のスマホアプリなどもあるので、活用すると便利です。

【家事の時短術①】料理

料理をする女性の手元
それでは項目ごとの家事の時短術をみていきましょう。料理を時短するポイントは、後の作業を意識すること。加えて、調理の手間を省いてくれる便利な家電を投入するのもおすすめです。料理の時短アイディアを紹介します。

あらかじめ一週間分の献立を決めておく

一週間分の献立をまとめて決めておくことで、毎日悩む時間を省けます。自分のレパートリーを書き出して、メインとおかずに分けると、組み合わせを考えやすいです。一品ずつ細かく決めなくても、月曜日は魚、火曜日はお肉、水曜日は麺料理というように、大まかにパターン化するだけでも楽になります。
献立を提案してくれるアプリなどもあるので、利用するのも良いでしょう。献立が決まっていると、無駄なくまとめ買いができ、買い物の回数も減らせます。

便利家電を活用する

放っておくだけで料理ができる便利家電は強い味方。調理時間が短くなる圧力鍋、食材を入れるだけの自動調理器などさまざまありますが、下ごしらえを電子レンジでするなど、今あるものも活躍します。家電を使うと時短できるだけでなく、待ち時間に別の家事も進められます。

先読みして後片付けの手間を減らす

調理時のひと手間で、洗い物を減らして後片付けの時短につなげましょう。なるべく使い回せる器具は使い回したり、ワンプレート料理にして食器を減らしたり。汚れがこびりつかないよう、先に水に浸けておくといった方法が取り入れやすいですね。

【家事の時短術②】洗濯

洗濯物を片付ける親子
洗う・干す・取り込む・たたむなど工程の多い洗濯は、少しずつの工夫で作業を減らせます。洗濯の時短アイディアを紹介します。

洗濯機を回すタイミングを変える

どうしても待ち時間になってしまう洗濯機の回す時間や干している時間は、タイミングを調整するのが時短のコツです。
例えば洗濯機を回す時間を夕方や夜にして、夜のうちに干しておけば、朝は起きて取り込むだけになります。起きる時間に洗濯が終わるようタイマーをセットして、朝は干すだけというのも良いかもしれません。ただしマンションなどでは、夜遅くに回すと迷惑になることがあるので配慮しましょう。

干し方を変えて面倒な作業を減らす

洗濯物は干し方を工夫すると、細かな作業が省けます。
トップスはハンガー干しにすれば、取り込んでそのままクローゼットにかけられるので、たたむ作業が不要に。ピンチハンガーをやめて平干し用ネットにすれば、ひとつずつ洗濯バサミに挟む必要がありません。風の強い日は飛ばされてしまうおそれがあるので、天候に左右されないように室内干しできるスペースを作るのもおすすめです。
また速乾性の素材の衣類を選ぶという手もあります。干す時間が減らせるだけでなく、シワになりにくいのでアイロンがけが不要になります。

家族それぞれで自分のものをしまう

家族分のカゴを用意して、洗濯物を取りみながらそれぞれのカゴに振り分けると、家族が協力しやすくなります。下着などすぐ着るものはたたまなくても良いですし、かさばるものやあまり着ないものは自分でたたんでクローゼットにしまってもらうなど、各自に管理を任せましょう。

【家事の時短術③】掃除

掃除用具を運ぶ人のうしろ姿
続いては掃除の時短アイディアを紹介します。便利グッズを活用した「ながら掃除」「ついで掃除」で、面倒な掃除にかかる時間の削減を目指します。

毎日の掃除はすき間時間を活用する

普段の掃除は、すき間時間を使って「ながら掃除」「ついで掃除」を習慣化すると、わざわざ掃除の時間を取る必要がなくなります。毎日少しずつ行うことで、汚れが溜まらず大掃除の負担も減らせるでしょう。日常で意識したいおすすめの掃除術がこちらです。
  • 食器洗いのついでにシンク回りを磨く
  • トイレに入ったついでに、便座周りの拭き掃除をする
  • 歯磨きのついでに洗面台を拭く
  • シャワーを浴びながらお風呂掃除をするなど
すぐに取り掛かれるように、それぞれの場所に必要な掃除グッズを常備しておくのがコツです。

便利グッズを使えばさらに手軽に

「ながら掃除」や「ついで掃除」は、便利グッズを使用することで、さらに手軽になります。歩くだけでフローリングが掃除できるお掃除スリッパ、手軽にホコリが取れるハンディーモップやマイクロフィバークロス、トイレに流せる使い捨てシートなどが人気です。

【家事の時短術④】収納の工夫

たくさんの物が並ぶ収納棚
収納の仕方を見直せば、整理整頓が楽になるうえ、探し物や掃除の手間が省けます。自然に片付けられる収納のコツを紹介します。

定位置を決める

道具は定位置を決めておくと、探すのに手間取りません。下記のように、なるべく使う場所の近くにしまうのがおすすめです。
【おすすめの定位置】
  • 鍋・ボウル:水回りのそば
  • リモコン置き場:部屋の入口からからソファまでの動線上
  • タオル:洗面台や脱衣所の棚
  • ゴミ袋:ゴミ箱の横

ラベリングする

引き出しやケースにラベリングしておくと、開かなくても中に何が入っているのか分かります。よく動かす保存容器などは、上部と横など2カ所にラベリングしておくと確認しやすいです。片付けた人だけでなく家族皆が分かるので、手伝いもしやすくなるでしょう。

使用頻度で分ける

収納場所を決めるときは、よく使うものは手前、あまり使わないものは奥など、取り出しやすさを考慮しましょう。子どもが使うものは高い場所は避け、子どもの手が届く範囲に収納すれば、自分で片付けるよう促しやすくなります。

【育児の時短術】ひとりで頑張らない

掃除する母と娘
最後に育児の時短アイディアを紹介します。なかなか時短するのは難しい育児ですが、子どもにもお手伝いをしてもらうことで他の家事との両立につながります。また、時にはプロの手を借りることも検討してみましょう。

子どもと一緒にすることで家事と両立する

料理のお手伝いを頼む、洗濯物をたたみながら話しをするなど、一緒に家事するのもひとつのコミュニケーションです。子どものペースに合わせることで、効率ばかりに気を取られて精神的に疲れてしまうのも防げるでしょう。お手伝いをしてくれたら、しっかり褒めると子どものやる気がアップし、自立心も育ちます。

時にはプロの手を借りる

パートナーの仕事が忙しい、実家が遠いなどなかなか人に頼れない場合は、家事代行やベビーシッターなどプロのサービスを利用するのも良いかもしれません。辛い時は息抜きも大事です。また塾ではなく家庭教師を呼んで送り迎えの時間をなくすなど、家族のスタイルに合ったサービスを探してみましょう。
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家事をひとつずつ見直して時短につなげよう

台所で料理をする家族
煩雑な作業も多い家事。しかし、作業ごとにやり方や必要性を見直せば時短は可能です。ひとつずつは小さなことかもしれませんが、組み合わせることで大きな時短につながりますよ。ぜひできるものから始めてみてください。
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