うーめん(温麺)を使った離乳食レシピ。時期別の麺の硬さや下ごしらえのコツも

うーめん(温麺)とは

宮城県の特産品うーめん
うーめん(温麺)とはそうめんの一種です。宮城県白石市の特産品で「白石温麺(しろいしうーめん)」とも呼ばれています。そうめんとの大きな違いは、油を使わずに製麺されているところ。また長さ10㎝程度でそうめんよりも短く、太くて食べ応えがあるのも特徴です。
うーめんは約400年前、胃を患った父親のために息子が作ったのが始まりと言われています。消化を良くするため油を使わず、麺を短くすることですすらなくても食べられるようにしました。この特徴が、離乳食にも使いやすくおすすめできる理由です。

うーめん(温麺)を使った離乳食レシピ

ここからは、うーめんを使った離乳食のレシピを紹介します。おなかに優しく、下準備も簡単なうーめんは離乳食に取り入れやすい食材です。赤ちゃんがおかゆに慣れてきた離乳食初期の終わり頃(6ヵ月~)から、与えても良いでしょう。

【離乳食初期】うーめんペースト

うーめんのペースト
最初はやわらかくゆでたうーめんをペーストにしたものから始めましょう。
■材料(1食分)
  • うーめん(乾麺) 適量
  • だし汁 適量
■作り方
  1. うーめんは指でつぶせる固さまでやわらかくゆでる
  2. ①を流水で洗って塩抜きをする
  3. 短く切った②とだし汁を入れ、ハンドプロセッサーなどでペースト状にする   または、すり鉢ですった後で裏ごしをしてなめらかにする
  4. 赤ちゃんが食べやすいように、だし汁で伸ばす(ポタージュ状のとろみが目安)
離乳食初期の基本はこちらの記事で紹介しています。

【離乳食中期】卵とじうーめん

野菜たっぷりうーめん
離乳食中期におすすめの野菜がたっぷりとれるうーめんです。アレルギーの心配がある卵も、中期からは卵黄が使えます。初めて食べる時は小さじ1から与えましょう。
■材料(1食分)
  • うーめん 20本
  • キャベツ 2cm
  • ホウレン草 葉1枚
  • タマネギ 1cm
  • 卵黄 1/2個
  • だし汁
■作り方
  1. うーめんはやわらかくゆでて流水で洗い、塩抜きする。長さ2~5mmに切る
  2. 鍋にだし汁とみじん切りにした野菜を入れて煮る
  3. ②の野菜がやわらかく煮えたら、うーめんを加える
  4. ③の汁気がなくなったら、卵黄を加えて火を通す
離乳食中期の基本はこちらの記事で紹介しています。

【離乳食後期】うーめんとひじきのおやき

うーめんとひじきのおやき
手づかみで食べやすいおやきは、一度に多くの栄養が摂れるのが魅力です。ジャガイモやタマネギ、かつお節など好みの食材を入れても良いでしょう。
■材料(1食分)
  • うーめん 50g
  • ひじき(水で戻したもの) 大さじ1
  • ニンジン 30g
  • 片栗粉 小さじ2
■作り方
  1. うーめんはやわらかくゆでて、1~2cmの長さに切る
  2. みじん切りにしたニンジンを、電子レンジで加熱してやわらかくする
  3. ボウルにすべての材料を入れて混ぜる
  4. 食べやすい大きさに丸め、平たく成形する
  5. フライパンに入れて平らに広げ、少し焦げ目がつく程度に両面を焼く
コープの芽ひじきはこちら

【離乳食後期】野菜たっぷりうーめん

野菜たっぷりうーめん
野菜や白身魚が入った栄養満点のうーめんです。汁にとろみがついているので食べやすくなっています。
■材料(1食分)
  • うーめん(乾麺) 25g
  • ニンジン 10g
  • キャベツ 15g
  • 白身魚 15g
  • だし汁 3/4カップ
  • しょうゆ 少々
  • 水溶き片栗粉 小さじ1/2
■作り方
  1. うーめんを小さく折り、やわらかくゆでて流水で洗い塩抜きをする
  2. 白身魚は5mm角、ニンジンとキャベツは粗みじん切りにする
  3. 鍋にだし汁とニンジンを入れて火にかけ、沸騰したらキャベを加えて煮る
  4. 白身魚を加えてすべてに火が通ってやわらかくなったら、ゆでたうーめんを加える
  5. 煮立ってからしょうゆで味を調える。水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
離乳食後期の基本はこちらの記事で紹介しています。
コープ東北の離乳食はこちら

うーめん(温麺)を使った離乳食のコツ

麺をゆでている鍋
離乳食にうーめんを使う時のコツを紹介します。油を使っていないうーめんは、離乳食初期の後半頃から使えます。ゆで時間を工夫し、月齢に合わせて調理法を変えて赤ちゃんと離乳食の時間を楽しみましょう。

1.ゆで時間は長めにする

うーめんをゆでる時間の目安は通常の2倍と長め。表示時間通りのゆで加減では、赤ちゃんにとっては固いため、大人よりも長めにゆでましょう。また、ゆであがったうーめんは忘れずに流水で塩抜きをします。

2.月齢に合わせて調理方法を変える

うーめんを離乳食に使う場合は、赤ちゃんの月齢に合わせて調理方法を変えましょう。指でつぶせる程度にやわらかく煮たものを、水洗いして塩抜きをしてから使います。細かく折ってからゆでる、ゆでてから細かく刻むなど、やりやすい方法で大丈夫です。
月齢 調理方法
生後5~6ヵ月頃(離乳食初期) すりつぶし、白湯やだし汁で伸ばしペースト状態にする
生後7~8ヵ月頃(離乳食中期) 2~5mmほどの長さに刻み、あんかけなどとろみをつける
生後9~11ヵ月頃(離乳食後期) 1cmほどの長さに刻み、だし汁などで煮てスープにする

3.小分けにして冷凍保存する

ゆでたうーめんは冷凍保存することができるので、小分けに冷凍しておくと少しずつ使えて便利です。冷凍保存するには、やわらかくゆでたうーめんを食べやすい長さに切って1食ずつ製氷皿などに入れて小分けにしましょう。食べる時には電子レンジで解凍調理します。
また、だし汁と一緒に冷凍しておくと、解凍してすぐ食べられるので時短になります。冷凍保存したうーめんは1週間を目安に食べ切るようにしてください。日付を忘れないようメモしておくのがおすすめです。

うーめん(温麺)を離乳食に使う際の注意点

湿疹の出た子供の手
最後にうーめんを離乳食に使う際の注意点について紹介します。うーめんは小麦が原料なので、離乳食として与える際には赤ちゃんの成長や体質、量などに注意しましょう。

小麦アレルギーに注意する

うーめんには小麦が使われています。小麦は三大アレルゲンの1つのため、アレルギーを引き起こす可能性があります。離乳食で小麦を開始する時期に決まりはありませんが、米や野菜などに慣れてきた初期の後半以降が良いでしょう。また、アレルギーを考慮して、中期後半から与える人も多いです。
うーめんに限らず、初めての食材は小さじ1から与え、小児科の開いている午前中に与えます。時間が経過してから反応が出る場合もあるため、しばらく様子を見るのも忘れすに。普段と違う様子や以下のようなアレルギー反応が見られる場合は、直ちに病院を受診してください。
■アレルギー症状
蕁麻疹、赤い発疹や斑点、まぶたが腫れる、咳、下痢、呼吸困難 など

ゆでた後はしっかり塩抜きをする

うーめんを離乳食に使う場合は、塩分を洗い流してから使いましょう。うーめんには、比較的多くの塩分が含まれています。塩分の多量摂取や水分を十分に摂取できずに体内の塩分濃度が高くなると、嘔吐や下痢、発熱といった症状が出る危険性があります。
赤ちゃんは塩を排出する腎臓が未発達なうえに、自分では水分補給ができないため、大人よりもリスクが高いと言われています。うーめんをゆでた後は、ゆで汁を捨てて流水でしっかりともみ洗いをして塩分を落とします。

うーめん(温麺)を使って離乳食のレパートリーを増やそう

離乳食を食べる赤ちゃん
うーめんは油を使わず、小麦・水・塩といった自然な原料からできているので、離乳食にも使いやすい食材です。離乳食初期の後半から使え、冷凍保存できるのも便利ですね。やわらかくゆでた後はしっかり洗って塩抜きをしましょう。いろいろな食材と合せられるうーめんで離乳食のレパートリーを増やし、赤ちゃんとの離乳食を楽しみませんか。
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