INDEX
- お弁当の作り置きにも使える!冷凍できる食材一覧と不向きな食材
- 冷凍保存に向いている食材一覧
- 冷凍保存には不向きな食材
- お弁当作りを手軽にする作り置きおかずの冷凍保存術
- ①しっかり冷ましてムラをなくす
- ②小分けにして冷凍する
- ③お弁当を丸ごと冷凍する
- ④冷凍食品を使う
- お弁当の作り置きおかずを冷凍保存する時の注意点
- 長期間保存しない
- 食べる時は必ず再加熱する
- 【冷凍保存におすすめ】お弁当の作り置きレシピ3選
- 肉:ボリューム満点なお弁当に「ハンバーグ」
- 魚:栄養も彩りもバッチリ「鮭のムニエル」
- 野菜:作っておくと重宝する「きんぴらごぼう」
- 【簡単アレンジ】冷凍食品を使ったお弁当の作り置きレシピ2選
- 簡単なのに本格的「からあげ酢豚」
- 運動会や遠足にもおすすめ「とんかつ巻き寿司」
- 冷凍食材を組み合わせればお弁当の作り置きがより便利に
お弁当の作り置きにも使える!冷凍できる食材一覧と不向きな食材
多くの食材は冷凍保存ができますが、解凍が難しい食材は避けた方が良いかもしれません。冷凍保存に向いている食材の一覧と、不向きな食材を紹介します。
冷凍保存に向いている食材一覧
主食 | ご飯・食パン |
---|---|
野菜 | ニンジン・キャベツ・ホウレン草・ブロッコリー・ネギ |
肉 | 鶏もも肉・鶏むね肉・豚薄切り肉・ミンチ |
魚 | 鮭やブリの切り身・マグロの刺身・サンマ・サバ・イカ・エビ |
その他 | キノコ類・チーズ・バター など |
野菜は使いたい大きさに切ってから冷凍すると便利です。さらに下茹でしてから冷凍すると、調理の時短にもなります。お肉は買ってきたままのパックで冷凍すると不衛生なので、密閉保存袋に入れ替えるか、小分けにしてラップに包んでから冷凍庫へ入れましょう。
冷凍保存には不向きな食材
冷凍できないわけではありませんが、解凍後の食感や風味が悪くなるので、下記の食材はおすすめできません。
- ジャガイモなどのイモ類
- キュウリ・もやしなどの水分が多い野菜やフルーツ
- 茹でたパスタ
- 卵
- 豆腐・油揚げなどの大豆製品 など
作り置きおかずを日持ちさせるコツは、こちらの記事でも紹介しています。
お弁当作りを手軽にする作り置きおかずの冷凍保存術
冷凍保存の基本のポイントとコツを押さえれば、おいしさをキープしながらお弁当作りがより手軽になります。作り置きおかずの冷凍保存術を紹介します。
①しっかり冷ましてムラをなくす
せっかく作った料理のおいしさを損なわないよう、以下の基本のポイントを押さえておきましょう。
- しっかり冷ます:料理が温かいまま冷凍すると、容器が蒸れて食材が傷みやすいので要注意です。
- なるべく早く冷凍庫に入れる:味が落ちるのを防げます。
- 厚みを均一にして保存袋に入れる:ムラなく冷凍でき、平たくすることで収納もしやすくなります。
- 保存袋や容器に入れて密閉する:冷凍焼けや匂い移りを防げます。
②小分けにして冷凍する
作ったおかずを小分けにして冷凍すると、使いたい分だけ取り出せます。小分けに便利な容器と使い方は以下の通りです。
<製氷皿>
バットにおかずを広げて粗熱を取ってから、製氷皿に取り分けてそのまま冷凍庫へ。フタ付きのものなら衛生面も安心です。おかずを入れた製氷皿ごと保存袋に入れると、冷凍焼けも防げます。
<シリコン製のお弁当用カップ>
お弁当用の小分けカップに粗熱をとったおかずを入れ、それぞれラップに包んでから冷凍庫へ入れます。カップをアルミトレーの上に並べるとより早く凍らせられます。カップが冷凍保存に対応しているかは、商品に記載されている耐冷温度を参考にしましょう。
③お弁当を丸ごと冷凍する
お弁当箱にご飯やおかずを詰めて、お弁当箱ごと冷凍することも可能です。料理の粗熱が取れたらフタをしてそのまま冷凍庫へ入れるだけですが、コツや注意点を押さえておきましょう。
■適した容器
必ず冷凍可能で、電子レンジ対応の容器を選びましょう。広く浅めの一段のお弁当箱なら、保存や解凍が手軽にできます。
■詰め方のコツ
高さを均一に盛り付けるとムラなく凍らせられます。大きく切った食材は凍りにくいので、小さく切るか、避けた方が良いでしょう。
■注意点
解凍する時のことを考えて、電子レンジ不可のアルミカップなどは絶対に使わないようにしましょう。
お弁当をおいしそうに見せるには、彩りを意識するのがポイントです。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
④冷凍食品を使う
忙しい日は冷凍食品を活用するのがおすすめです。今ではメインとなる肉や魚を使った料理から、副菜として重宝する煮物や和え物まで種類も豊富です。
■冷凍食品を使うメリット
- 料理の時短になる
- 賞味期限が長いのでストックできる
- いくつか組み合わせることで栄養バランスをとりやすい
ご飯を作りたくない…そんな時の解決策はこちらの記事で紹介しています。
忙しい朝に重宝するコープの冷凍食品はこちら
お弁当の作り置きおかずを冷凍保存する時の注意点
冷凍保存した作り置きおかずをおいしく食べるには、保存期間と解凍の仕方を守るのが大切です。冷凍保存の注意点を紹介します。
長期間保存しない
作り置きおかずの保存期間の目安は、冷蔵で2〜3日、冷凍で1〜2週間程度です。冷凍は日持ちするのがメリットとは言え、あまり長期間保存すると味や食感が落ちるので、なるべく早めに食べるのが望ましいでしょう。
食べる時は必ず再加熱する
冷凍した作り置きおかずは、お弁当に詰める前に必ず電子レンジなどで再加熱しなくてはいけません。自然解凍では菌が繁殖しやすく、食中毒の原因になることがあるので避けましょう。食感や風味が損なわれるのが心配なら、一旦冷蔵庫に移して解凍したものを再加熱するのがおすすめです。
【冷凍保存におすすめ】お弁当の作り置きレシピ3選
冷凍保存に向いていて、お弁当に入れやすい作り置きおかずレシピを3つ紹介します。肉・魚・野菜から1つずつ紹介するので、組み合わせるのもおすすめです。
肉:ボリューム満点なお弁当に「ハンバーグ」
一口サイズのハンバーグは保存しやすく、お弁当にも入れやすいのでおすすめです。
■材料(2人分)
<A>
- 合いびき肉 200g
- タマネギ 1/4個(みじん切り・レンジ600Wで1分加熱)
- 塩こしょう 少々
- マヨネーズ 小さじ1
<B>
- ケチャップ 大さじ1
- ウスターソース 大さじ1
<その他>
- サラダ油 適量
■作り方
- <A>の材料をボウルに入れ、粘りが出るまで混ぜたら食べやすいサイズに丸める
- フライパンにサラダ油をひき、中火で1を両面1分ずつ焼く
- フタをして弱火にし、中まで火が通るように5分ほど蒸し焼きにする
- <B>を混ぜて上からかける
コープの便利なみじん切り玉ねぎはこちら
魚:栄養も彩りもバッチリ「鮭のムニエル」
魚のなかでも冷凍保存しやすい鮭。簡単に作れるムニエルのレシピです。
■材料(2人分)
- 鮭の切り身 1切れ
- 塩こしょう 少々
- 小麦粉 適量
- バター 小さじ2
- オリーブオイルまたはサラダ油 小さじ1
■作り方
- 鮭の切り身を4切れほどに分け、骨を抜く
- 鮭に塩こしょうを振り、小麦粉をまぶす
- フライパンにバターと油を入れ、中火にかける
- バターが溶けたら鮭を両面よく焼く
コープの秋鮭の切り身はこちら
野菜:作っておくと重宝する「きんぴらごぼう」
きんぴらごぼうは小分けにすれば、お弁当に入れやすく、常備菜にもなる便利なおかずです。
■材料(2人分)
- ゴボウ 1本
- ニンジン 1/2本
- ごま油 大さじ1
- 白いりごま 適量
<A>
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
■作り方
- ゴボウ・ニンジンを斜め薄切りにし、ゴボウは水にさらしておく
- 熱したフライパンにごま油を入れ、1を炒める
- 1分ほどしてしんなりしてきたら、<A>を全体にからめ、強火にして汁気を飛ばす
- 上から白いりごまを振りかける
コープのいりごまはこちら
【簡単アレンジ】冷凍食品を使ったお弁当の作り置きレシピ2選
あらかじめ調理されている冷凍食品を活用すれば、凝ったメニューも手軽に作れます。冷凍食品を使ったアレンジレシピを2つ紹介します。
簡単なのに本格的「からあげ酢豚」
からあげを酢豚風にアレンジ。一から作ると手間がかかるからあげも、冷凍食品を使えば手軽に作れます。
■材料(2人分)
- 冷凍食品のからあげ 4個
- パプリカ 1/2個
- ピーマン 1/2 個
- タマネギ 1/4個
- ニンジン 1/3個
- ごま油 適量
<A>
- ケチャップ・酢・砂糖 大さじ1ずつ
- しょうゆ・片栗粉 小さじ1
- 水 大さじ3
■作り方
- 野菜は一口大に切り、冷凍からあげはレンジで温め半分に切っておく
- 熱したフライパンにごま油をひき、中火で野菜を軽く炒めてからからあげを入れる
- 野菜に火が通ってきたら火を止め、<A>を混ぜて加える
- 再び火にかけ、とろみがつくまで炒める
コープの冷凍からあげはこちら
運動会や遠足にもおすすめ「とんかつ巻き寿司」
冷凍のとんかつを使ってボリューム満点巻き寿司に。運動会や遠足などで持参するお弁当にもぴったりです。
■材料(2人分)
- 冷凍食品のソースとんかつ 3個
- ご飯 茶碗2杯
- レタス 2枚
- 寿司海苔 2枚
- 塩 少々
- マヨネーズ 適量
■作り方
- 冷凍とんかつを温め、2等分にする
- 巻きすの上に海苔を1枚のせ、上下の部分を残してご飯を半量敷き詰める
- ご飯に塩を振りかけ、レタスを1枚のせマヨネーズをかける
- レタスの上にとんかつを半量横並びにのせる
- 巻きすできつめに巻き、しばらく置いて形をなじませる
- 同じ手順でもう1本作る
- 巻きすを外し、食べやすい大きさに切る
コープの冷凍ソースとんかつはこちら
冷凍食材を組み合わせればお弁当の作り置きがより便利に
冷凍に向いている食材を中心に、作り置きおかずのレパートリーを増やしていけば、忙しい朝の負担が減らせます。そのまま解凍するだけでもおいしい冷凍食品も、一手間加えると新たな一品に生まれ変わります。いろいろチャレンジしてお弁当作りを楽しみましょう。
宮城・福島のコープ宅配はこちら