2歳差育児の良いこと・大変なこと|乗り切るコツや上の子への対応を紹介

2歳児育児ってどんな感じ? 1日のタイムスケジュール例

リビングで遊ぶ4人家族
2歳差の兄弟・姉妹がいる家庭は、日々どのような生活を送っているか気になる人もいるでしょう。まずは、下の子が0歳、上の子が2歳で、育休中もしくは専業主婦の1日のタイムスケジュール例を紹介します。
6:00(起床) 自分の身支度、朝食作り
7:00(子ども達起床) 子ども達の着替え、おむつ替え
8:00(パパ見送り) 朝食の片付け、洗濯
9:00 下の子の昼寝中に掃除
10:00 下の子の授乳、上の子と遊ぶ
11:00 昼食作り
12:00(昼食) 昼食後、下の子の授乳・おむつ替え、上の子の歯磨き
13:00 下の子の昼寝中に昼食の片付け
14:00 下の子の授乳、上の子と遊ぶ
15:00 上の子のおやつ
16:00  買い物に行き、夕食準備
18:00 下の子の授乳、上の子の夕食と歯磨き
19:00(パパ帰宅・夕食) 夕食後、子どもをお風呂に入れる
20:00(子ども就寝) 下の子のおむつ替え、子ども達を寝かしつける
21:00 残りの家事を済ませて就寝

先輩達はどう感じた? 2歳児育児の良かったこと・大変だったこと

お茶を飲みながら話し合う女性達
子どもの歳が近い2歳差育児では、良いことも大変なことも一緒に過ぎていきます。2歳差育児を経験した先輩達からよく聞かれる、良かったこと・大変だったことを紹介します。

良かったこと

子どもふたりの歳が近いと、育児・家事の面では助かる点が多いようです。例えば、寝る時間などの生活リズムが一緒なのでふたり同時に面倒が見られる、興味を持つものが似ているので子ども同士で遊んでくれ、その間に家事をしたり休憩を取ったりできるという声が聞かれました。
また、上の子の真似をすることで下の子の成長が早く感じられる、子育てで特に手がかかる時期が一気に終えられるといった声もあります。
他にも、上の子のお下がりが使える、学校の卒入学が重ならないので準備の負担が分散できる、といった経済面のメリットもあるようです。

大変だったこと

一方、下の子が生まれてすぐの場合は、上の子が何かにつけて反抗する「イヤイヤ期」に突入するので、精神的・肉体的に大変かもしれません。興味が似ていると同じおもちゃを取り合ったり、お互いにちょっかいを出したりと、すぐに喧嘩が始まることもあります。
また、子どもが小さい頃のお出かけは、大人ひとりでふたり分の荷物やベビーカーを持って移動するのは難しく、人手が必要といった声も上がっています。
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2歳差育児の一番辛い時期と楽になる時期

ふたりで遊ぶ小さな兄弟
2歳差育児では上の子のヤキモチや「イヤイヤ期」が下の子の育児と重なり、辛いと感じる人がいます。しかし、子ども達が成長していくにつれ、手がかからなくなってくるでしょう。ここでは、2歳差育児の一番辛い時期と、楽になる時期の傾向を紹介します。

辛いのは上の子が2〜3歳頃

ママやパパが下の子の世話に追われていると、上の子がヤキモチを焼いて「赤ちゃん返り」してしまうことが多々あります。特に2歳差の場合は、上の子の「イヤイヤ期」と「赤ちゃん返り」が重なってしまい、これまでよりも手がかかる可能性が考えられます。
また、オムツ外しの時期と重なるため、トイレトレーニングがなかなか進まず、心に余裕が持てなくなってしまうこともあるかもしれません。

楽になるのは上の子が4〜5歳頃

上の子が4〜5歳になると、保育園や幼稚園に通い始めることが多いので、日中は手がかからなくなります。同時にお兄ちゃん・お姉ちゃんとしての自覚も芽生えてくるので、下の子の面倒を見るようになったり、遊び相手になってくれたりすることもあるでしょう。さらに下の子がコミュニケーションを取れるようになってくると、徐々に育児の負担は減っていきます。

2歳差育児を乗り切るコツとおすすめグッズ

ふたりの子どもと遊ぶ母親
2歳差育児を乗り切るための、家事・育児への向き合い方や時間の使い方のコツを紹介します。併せて、2歳差育児で活躍するおすすめグッズを紹介するので参考にしてください。

完璧を目指さない

育児や家事は、完璧を目指さないことも必要です。命に関わることや病気・怪我につながること以外は、肩の力を抜いて気楽に取り組むと少し気持ちにゆとりが生まれます。
育児本や他の家庭の話も、すべての子どもに当てはまるわけではありません。自分達のペースで日々の成長を楽しめば大丈夫です。
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お風呂や寝かしつけなどをふたり一緒に済ませる

お風呂や寝かしつけなど、ふたり一緒にできることを一緒に済ませると、育児にかかる時間が短縮できます。その際、自分でできることはそれぞれに任せ、上の子がお手伝いできることはお願いしてみるのもおすすめです。
スポンジが浮いているバスチェア
子どもふたりを一緒にお風呂へ入れる時に活躍するのがベビーバスチェアです。浴室などで赤ちゃんを座らせておくことができる子ども用のイスで、上の子の体を洗っている間に、下の子を座らせておくのに重宝します。

優先順位を考える

育児や家事は優先順位をつけて、重要でないものには時間を割かないよう調整するのも大事です。例えば、食事の用意は毎日必要ですが、掃除や片付けなどは毎日しなくても問題ありません。その代わり、時間に余裕がある日にまとめて行うなど計画を立ててみると良いでしょう。
母親におんぶされて眠る赤ちゃん
掃除や料理の際に役立つおすすめグッズは、おんぶ紐です。両手が空くので、下の子をおんぶしたままいろいろな家事がこなせます。外出時などシチュエーションに合わせて、おんぶ・抱っこと使い分けられるタイプが便利です。

周りの人に頼って息抜きする

時にはパートナーや親に頼って自分の時間を持ち、気持ちをリフレッシュすると新たな活力が湧いてきます。もし外出が難しくても、ちょっとした時間に甘いものを食べる、ベランダに出て外の空気を吸うなどするだけで気分転換になります。
バウンサーで眠る赤ちゃん
息抜きしたい時には、バウンサーを使ってみると良いかもしれません。ゆりかごのように揺れるベビーチェアで、子どもを乗せておくと大人しくしてくれます。家族にも「ちょっとだけ見ておいて」と頼みやすくなりますよ。

自治体の支援を利用する

周りに頼れる人がいない場合は、自治体の支援を検討するのがおすすめです。自治体ごとに保育園の一時保育や子育て相談など、さまざまな育児支援を行っています。詳しくは、各自治体のホームページなどで確認できます。

2歳差育児の鍵を握る上の子への接し方

母親に抱っこされて笑顔の女の子
まだまだ甘えたい盛りの上の子の気持ちをしっかり満たしてあげるのが、2歳差育児を上手く進めていくポイントです。2歳差育児における上の子との接し方を紹介します。

上の子ファーストを意識する

2歳差育児では、つい小さい下の子に気を取られがちになりますが、上の子もまだまだ親に甘えたい盛り。「赤ちゃん返り」が激しくならないよう、しっかりと気持ちを満たしてあげましょう。上の子が甘えてきた時には、一瞬でも抱っこして気持ちを受け止めてあげることが大切です。
また、「お兄さん・お姉さんだから」と我慢を強いるのは良くありません。下の子に危険がないか確認した上で、なるべく上の子を優先し、さみしい思いをさせないよう意識すると良いでしょう。上の子が下の子に嫉妬しなくなると、下の子のお世話にも協力的になってくれますよ。

親とふたりだけの時間を作る

親とふたりだけの時間を作ってあげるのもおすすめです。下の子がいない時に親を独占できると、甘えたい気持ちが満たされやすくなります。
例えば、下の子を先に寝かしつければ、上の子が寝るまでふたりで話す時間を作れます。毎日行うと、下の子の寝かしつけの時間をおとなしく待ってくれるようになるかもしれません。

愛情をしっかり伝える

「大好きだよ」という気持ちはしっかり言葉にして伝えましょう。上の子が何かしてくれた時も、ギュッと抱きしめて「よくできたね」と褒めてあげることが大事です。

2歳差育児を乗り切るコツを押さえてふたりの成長を楽しんで

リビングで遊ぶ4人家族
子ども達の手のかかる時期が重なり、大変なことも多い2歳差育児ですが、同じタイミングで辛い時期が終えられるのはメリットと言えるでしょう。ふたりが小さいうちは余裕を持つのは難しいかもしれませんが、乗り越えてみるとあっという間だったと感じるかもしれません。今回紹介したコツやポイントを参考に、日々のふたりの成長を楽しみましょう。
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