3歳差育児は大変?メリット・デメリットや1日のスケジュールも紹介

3歳差育児のメリット

食器の片づけを手伝う子ども
3歳差育児では上の子が成長している分、言葉で説明したらある程度は理解してくれ、赤ちゃんのお世話を手伝ってくれるメリットがあります。

1. 言葉で理解してくれる

3歳離れていると、上の子は言い聞かせると理解してくれることが多い年齢に成長しています。妊娠中で体調が良くない時や下の子のお世話がある時など、しっかりと説明するとある程度は分かってくれるでしょう。
自分のことも少しずつできるようになる年齢のため、「ご飯を食べてね」「服を着替えてね」といった声掛けをすればやってくれるためママも助かります。

2. 簡単なお手伝いができる

上の子にお兄ちゃんやお姉ちゃんになったという自覚が芽生えるため、簡単なお手伝いができるようになります。ママが下の子のお世話をしているのを見て、おむつの状態を教えてくれたり、ミルクをあげたりなどのお世話をしてくれるように。
できそうなお手伝いをお願いすることで、自分が頼られていることを感じ取り、喜んでお手伝いをしてくれるでしょう。

3. おさがりが使える

幼稚園などは入れ替わりで卒業と入学になるため、上の子が使っていたものをおさがりで使えます。同性であれば、幼稚園の制服や私服の使いまわしが可能です。性別が違う場合でも、道具類や体操着、カバンなど使いまわせるものがあるので経済的です。

3歳差育児のデメリット

ご飯を食べないイヤイヤ期の子ども
3歳差育児にはメリットも多い反面、上の子と下の子で行動量が違うのでそれぞれの対応が必要などのデメリットもあります。

1. 卒業式・入学式などの行事が重なる

上の子の卒業式や入学式、下の子の入園式などの行事が重なるため、スケジュール管理に苦労することもあります。特に中学・高校・大学は、卒業と入学が続きます。同じ時期に何度も行事に出席しなければならず、仕事をしているママは休暇をとるのに苦労するかもしれません。
行事の日程が重なる年は、パパと分担して出席するなどの対策で乗り切りましょう。また入園・入学金や用品の購入で出費がかさむため、早い時期から貯蓄をするなど将来的な計画性が必要です。

2. 上の子の行動量が増える

下の子の妊娠中は、上の子は元気いっぱいの3歳児で行動量が増える時期です。お昼寝をすることも少なくなり、外で遊びたがることも多くなります。妊娠初期はつわり、後期になると大きなお腹による足腰の痛みに悩まされながらも、上の子の遊びに付きあうママも多いでしょう。
外遊びができず運動量が不足すると、子どももストレスが溜まり不機嫌になってしまいます。ママも休めるように、休日はパパと公園で思い切り遊んでストレスを発散させてあげましょう。

3. 妊娠中・新生児期とイヤイヤ期が重なる

上の子のイヤイヤ期と妊娠・出産後の新生児期が重なってしまうため、ママは対応に追われます。「魔の2歳児」と呼ばれるほど、イヤイヤ期のピークは2歳児とされていますが、3歳になっても完全にイヤイヤ期を抜けきれません。
3歳児になると体力もついてくるので、赤ちゃんのお世話をしながら上の子のイヤイヤ期に対応するのは大変。1人でできることが増えたと思っていたのに、「食べない」「できない」がはじまるとママもイライラしがちになるでしょう。

3歳差育児の1日のスケジュール例

哺乳瓶と時計
3歳差育児の一般的なスケジュールを紹介します。基本的に上の子に合わせて動くのがポイントです。子どもの機嫌によっては思うように進まない日もありますが、あまり意識しすぎず、できる範囲で進めましょう。
<1日のスケジュール>
6:00 子ども達の起床・授乳
7:00 朝食
7:30 着替え、出かける準備
8:30 上の子登園
9:00 買い物
9:30 下の子授乳
11:30 ママ昼食
12:00 授乳
12:30 下の子昼寝・家事
15:00 授乳
15:30 夕飯の下ごしらえ
16:30 上の子のお迎え
17:30 お風呂・授乳
18:30 夕飯
19:00 子どもと遊ぶ
20:00 寝る準備

3歳差育児は大変?乗り切るコツ

ママと遊ぶ兄弟
最後に、3歳差育児を乗り切るコツを紹介します。お姉ちゃん、お兄ちゃんになったとはいえまだまだ3歳児。寂しさを感じないように工夫をしてあげましょう。

上の子が寂しく感じないようにする

できるだけ上の子を優先し、上の子が寂しく感じないようにしましょう。下の子のお世話が中心となり、上の子を待たせることが多くなると寂しく感じてしまいます。寂しさから癇癪がひどくなる、赤ちゃん返りがはじまる場合も。
上の子は自分のことができるから大丈夫と思い込み、頼り過ぎたり、期待をしすぎたりしないようにしましょう。パパがいる時は下の子のお世話をお願いし、ママと上の子との時間を作る工夫が大切です。

パパとママが協力して育児を楽しむ

困っていること、協力してほしいことをパパに伝えて、パパとママの2人で助け合いながら育児を乗り切りましょう。3歳差育児は妊娠中に3歳児を育てるため、ママの体への負担も大きくなります。

宅配サービスを利用する

買い物が大変な時には、宅配サービスの利用を検討してみるのも良いでしょう。行動量が増える3歳児と0歳児を連れて買い物をするのは重労働。子どもの機嫌が良いうちに買い物をすませなければと焦るママも多いかもしれません。
宅配サービスなら玄関先まで届けてくれるため、子どもの機嫌を気にせず買い物ができ、米などの重たいものも頼めるため便利です。また下ごしらえのいらない冷凍野菜や冷凍食品を使えば、調理の時短にもなります。離乳食や幼児食も揃っているので、疲れた時には利用してみるのもおすすめです。

デメリットも工夫次第でメリットへ、3歳差育児を楽しもう

楽しそうに散歩する親子
3歳差育児では行事が重なったり、上の子のイヤイヤ期と妊娠・出産が重なったりと何かと大変と言われることも多いですが、上の子が成長している分、しっかりと説明すれば納得してくれるなどメリットに変えられます。パパと協力したり、宅配サービスを活用したりして、ママの家事の負担を減らすのも一つの方法です。時には下の子をパパにお願いして、ママと上の子だけの時間を作り、3歳差育児を楽しみましょう。
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