指しゃぶりをする原因は?いつからいつまで続く?影響とやめさせ方も解説

赤ちゃんが指しゃぶりをする原因

指しゃぶりをする赤ちゃん
自分の意志で手足が動かせるようになった赤ちゃんにとって、指しゃぶりは自然な行動のひとつ。成長するにつれ、ほかの遊びを覚える過程で自然としなくなることが多いようです。まずは赤ちゃんが指しゃぶりをする原因について見ていきましょう。

赤ちゃんの指しゃぶりは成長過程の自然な行動

自分の意志で手を動かせるようになる乳児期の赤ちゃんは、自然な行動として顔のそばにあるものを無意識に口に入れてしまいます。また手の存在に気付き、指をしゃぶることで手を確認しているとも考えられています。
指しゃぶりは赤ちゃんにとって、楽しい遊びです。成長過程で起こる自然な現象のため、指しゃぶりを始める時期やいつまでするかは赤ちゃんによって異なります。

指しゃぶりのメリット

赤ちゃんはそばにあるものを口に入れて、形や味などを学習しているため、指しゃぶり自体が悪いわけではありません。また口に指を入れることが刺激となって、大脳の発達を促す効果があるとも言われています。
指しゃぶりはおっぱいを吸うのと同じ感覚なので安心でき、自分の気持ちをコントロールする練習にもなります。口への良い刺激となっているため、離乳食への訓練にもつながるでしょう。

指しゃぶりを始める時期と期間

ベッドの上で指しゃぶりをする赤ちゃん
赤ちゃんによって指しゃぶりをする時期や期間はそれぞれですが、成長するにつれて減っていくのが一般的です。ただし、赤ちゃんによって成長や発達は異なるため、いつから始まっていつまでに終わるというものではありません。ここでは、指しゃぶりを始める時期と期間について一般的な期間を紹介します。

生後2〜4ヵ月頃から始まる

生後2~4ヵ月頃になると、口のそばにあるものを無意識にとり、吸うようになります。指だけではなく、握りこぶしを舐める場合も。さらに5ヵ月頃になると、自分で指を口に運んで指しゃぶりを始める場合が多くなります。

3歳頃には自然と回数が減る

指しゃぶりは成長とともに回数が減り、自然としなくなるのが一般的です。1~2歳頃になると、積み木やブロックなど手を使い遊ぶことを覚えるため、遊びとしてではなく、退屈な時や不安な時、眠い時などに指しゃぶりをするようになります。
さらに3歳を過ぎると、友だちと外で遊ぶことも多くなるので、寝る時のクセとして指しゃぶりをする程度まで減少し、5歳頃にはほとんどしなくなります。
ただし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、いつまで指しゃぶりをするのかはそれぞれです。あくまでも一般的な目安としてとらえ、赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。

指しゃぶりによる影響

口呼吸で寝る赤ちゃん
指しゃぶりをしている子どもは、穏やかで安心した表情をしているため、やめさせるのはかわいそうと感じてしまうかもしれません。しかし、長い期間指しゃぶりを続けていると、噛み合わせの悪化や発音が不明瞭になるなどの影響が起こります。ここからは、指しゃぶりによる影響について見ていきましょう。

① 噛み合わせが悪くなる

指しゃぶりをやめさせようと引っ張っても、なかなか抜けないほど強い力で指を吸っています。そのため、出っ歯や開咬(かいこう)など歯並びが悪くなり、噛み合わせに不具合が生じる場合があります。
<指しゃぶりによって起こりうる噛み合わせのトラブル>
  • 上前歯が上前方に押し出される
  • 下前歯が後下方へと押さえつけられる
  • 噛み合わせた時に上下の前歯の間にすき間ができる(開咬)
  • あごの横幅が狭くなり、歯並びが悪くなる
  • 上下の奥歯の噛み合わせが横にずれる
乳児期だけであればそれほど心配はありませんが、3歳以降も指しゃぶりを続けている場合は、成長とともに噛み合わせが悪くなる可能性が高まります。

② 口呼吸のクセがつく

指しゃぶりによって前歯がかみ合わなくなると、きちんと口が閉じずに空間ができるため、鼻呼吸の習慣ができません。口呼吸が習慣になるとあごの発達が悪くなったり、喉の奥が乾燥するため、細菌やウイルスなどに感染しやすくなるので風邪をひきやすくなったりします。

③ 発音が不明瞭になる

噛み合わせが悪く、前歯の間にすき間ができると、舌が入りやすいため発音が不明瞭になります。さ行、た行、ら行などの発音が難しく、滑舌が悪くなります。

指しゃぶりを止めさせるタイミングとやめさせ方

指しゃぶりをして寝る赤ちゃん
3歳までは無理に指しゃぶりを止めさせなくても良いと言われています。ただし、4歳を過ぎても続けてしまう場合は、噛み合わせや発音などに影響する可能性が高まるため、指しゃぶりを止めさせるタイミングかもしれません。最後に、指しゃぶりを止めさせる方法を紹介します。

止めさせるタイミングとポイント

4歳を過ぎても指しゃぶりをする、回数が増えるなどの場合はやめるように働きかけた方が良いでしょう。指しゃぶりをする理由はそれぞれ異なりますが、子どもの不安やストレスを取り除く環境を整えてあげます。
ただし不安や緊張が原因で指しゃぶりをする場合は、無理に止めさせようとするのは逆効果です。指しゃぶりを止められることで不安や緊張がつのり、ほかの行動をする場合もあります。子どもに合ったさまざまな方法を試しながら、気長に止めさせていく方向に持っていくことが大切です。

【やめさせ方①】集中できる遊びをさせる

遊びとして指しゃぶりをする場合は、体を使った運動でエネルギーを発散させ、不安や緊張を取り除き、気分転換をしてあげます。積み木やブロックなど、指を使う遊びで指しゃぶりの時間を減らしていきましょう。

【やめさせ方②】スキンシップをとる

寝る前に指しゃぶりをする習慣がある場合は、安心して眠れる環境を作ってあげることが大切です。添い寝をしながら手を握る、話をする、トントンする、絵本を読んであげるなど、やさしい気持ちで接してあげましょう。

【やめさせ方③】目標を作る

誕生日や進級をきっかけに指しゃぶりを止めるなど、目標を作ってみるのもおすすめです。カレンダーを使い、指しゃぶりをしなかった日にシールを貼るなど、ゲーム感覚でやる気をもたせてあげると良いでしょう。
子どもが自分から取り組めるよう、指しゃぶりをなくす理由を言葉で説明してあげると、子ども自身も考えてくれるかもしれません。

指しゃぶりは赤ちゃんの成長過程、3歳までは見守ろう

お母さんと手をつなぐ子ども
赤ちゃんの指しゃぶりは成長過程の自然な行動です。成長することで自然としなくなりますが、4歳を過ぎても指しゃぶりを止めない場合は、歯並びなどに影響を与えるため注意が必要です。指しゃぶりを続ける理由は、子どもによってさまざま。また年齢や環境によっても異なるため、指しゃぶりをしなくても良い環境を整えてあげましょう。
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