子どもの自己肯定感を育もう!親の接し方で意識したいポイント

ありのままの自分でいい!自己肯定感とは

カートに乗って喜ぶ女の子
自己肯定感とは、他人と比べることなく、ありのままの自分を肯定する感覚のこと。自己肯定感が高ければ、どんな環境や能力であっても自分自身を受け入れ、何事も積極的に取り組めます。自分だけではなく他人のことも尊重できるため、コミュニケーション能力が高くなり、物事をうまく進められます。

自己肯定感が高い・低い子どもの特徴

ブロックで遊ぶ親子
自己肯定感の高い子どもと、低い子どもではどのような違いがあるのでしょうか。ここからは、自己肯定感の特徴について、高い子ども・低い子ども別に紹介します。

【自己肯定感】高い子ども

自己肯定感の高い子どもは、失敗をしても「また頑張ろう」と意欲的な行動ができます。自己肯定感の高い子どもの特徴としては、以下のような項目があります。
  • 考え方がポジティブ
  • 自分に自信がある
  • 自分の気持ちや考えを話せる
  • 他人のことを認めることができる
  • 周囲とうまくコミュニケーションがとれる
  • 失敗してもめげず諦めない
当てはまる項目があれば、良い状態を維持しながら成長できるように見守ってあげましょう。

【自己肯定感】低い子ども

以下のような項目が当てはまる時は、自己肯定感が下がっているかもしれません。
  • 自分に自信がない
  • 自分の気持ちや意見を言えない
  • 諦めやすい
  • 人と比べて劣等感を持っている
  • 人を信用できない
  • 物事を否定的にとらえてしまう
  • 失敗が怖くて積極的に行動できない
当てはまる項目が多いからといって、心配し過ぎる必要はありません。子どもが頑張り過ぎていないか見直し、気持ちに余裕ができるようにしてあげましょう。不安なことや困ったことがないか、子どもとのたわいない会話もじっくり聞いてあげることが大切です。

自己肯定感が子どもに与えるメリット

公園を走る小学生
自己肯定感を高めることは、子どもにさまざまなメリットを与えます。ここからは、自己肯定感が子どもに与えるポジティブな影響について紹介します。

自信を持って行動できる

自己肯定感が高まると、他人の評価を気にせず、自信を持ってチャレンジできるようになります。小さい頃に多くの達成感や成功経験を得ることで、「失敗を恐れずにやってみよう」という意欲が持てるでしょう。成長し苦手なことにぶち当たっても、先へ進む力を発揮できるようになるのもメリットの一つです。

前向きな考え方ができる

失敗しても諦めないポジティブな考えができるようになります。うまくいかないことがあっても落ち込まず、「次にどうすればいいかを考える」といった前向きな姿勢につながります。

ストレスのコントロールが上手になる

「自分は自分のままで大丈夫」「自分のことが好き」と自己肯定できるため、ネガティブにとらわれず、ストレスをためにくくなります。また自分だけではなく周りの人も肯定できるので、思いやりのある対応もできるでしょう。コミュニケーションが上手になり、人間関係をスムーズに運べることによって、ストレスのコントロールもしやすくなります。

親の接し方で子どもの自己肯定感は高められる

パパに抱っこされる女の子
子どもの自己肯定感は、親の接し方によって高められます。次のような関わり方のポイントを押さえて、子どもの自己肯定感を育んであげましょう。

1.子どもの話を最後まで聞いてあげる

子どもが話しかけてきた時は、最後までじっくり聞いてあげましょう。途中で口を挟んだり、子どもの意見を否定したりせず、真剣に聞く姿勢を見せることが大切です。自分の話をじっくり聞いてもらえることで、「自分は認められている」「特別な存在なんだ」という気持ちを感じられます。

2.いつも味方であることを伝えてあげる

壁にぶち当たった時、うまくいかない時でも味方であることを伝えましょう。トラブルや問題が起きた時でも、「子どもが悪い」と決めつけて否定せず、「何があっても、どんな時でも子どもの味方である」ことをしっかり伝えることが大切です。
子どもは、失敗してもやり直しができることで安心できます。「自分のことを分かってくれている」「自分は大切にされている」と気づければ自己肯定感を高められます。

3.子どもの意見を聞き行動させる

子ども自身に考えさせる、選ばせるなど、子どもの意見を聞き行動させることも必要です。自分で考える力がつき「自分は頼りにされている」「自分の意見を聞いてもらえた」という嬉しさや、認められたいという欲求が満たされ自己肯定感を高められるでしょう。

4.小さな頑張りもほめてあげる

他の人と比べず、子ども自身の成長に注目してほめてあげましょう。子どもの成長スピードはそれぞれ異なります。小さなこと、ささいなことでも頑張ったところを具体的にほめてあげることが大切です。いつも自分を見てくれているという安心感を得られ、それを積み重ねることで自己肯定感を育てられます。

5.結果よりも過程をほめてあげる

結果だけをほめるのではなく、それまでの過程をほめてあげることが大切です。結果ばかり見てしまうと、失敗した時に自分はダメだと感じてしまいます。結果が失敗であっても、頑張った過程をほめられることで自信が持てるようになるでしょう。その結果、「自分は頑張った」「失敗してもまた頑張ればいい」とポジティブにとらえられるようになります。

6.自然や文化に触れる機会をつくる

自然の中での経験や文化に多く触れることも自己肯定感を高めるポイントです。キャンプや川遊び、登山など、自然の中で体を動かし体験することで、積極性や外向性が育ち、自己肯定感を高めるきっかけとなるでしょう。また、図書館や芸術などで文化や芸術に多く触れることも、さまざまなものに興味を持ち、視野が広がります。

コープのサービスを利用して自己肯定感を育む時間をつくろう

おもちゃで遊ぶ親子
子どもの話を聞いてあげる、小さな成功でもほめてあげる、頭では分かっていても家事や育児、仕事で忙しかったり、疲れていたりすると難しい時もあります。子どもの自己肯定感を育むためには、親にも余裕が必要です。最後に、子育ての時間確保に役立つコープを紹介します。

宅配サービスを利用して家事を時短

子どもの自己肯定感を高める時期は、仕事や子育てに追われ、子どもと向き合うのが難しい時期でもあります。宅配を使いながら買い物や料理の時間を減らし、親が心に余裕を持って子どもと接する時間をつくるようにしましょう。
コープには、玄関先まで食材を届けてくれる宅配サービスや冷凍食材、レンジで作れる離乳食・幼児食などがそろっています。余裕を持って子どもと向き合うためにも、さまざまなサービスを上手に活用しましょう。
家事の時短アイディアをさらに調べたいなら、以下の記事もぜひチェックしてください。

心に余裕のある接し方で子どもの自己肯定感を高めよう

公園で手をつなぐ家族
子どもの自己肯定感が高いと、失敗を恐れず先に進む意欲や諦めない心を持つことができます。自己肯定感を育むためには、「自分には価値がある」「大切に思われている」「かけがえのない存在」だと子どもに伝えることが大切です。小さな積み重ねが子どもの自己肯定感につながります。毎日の生活を通じて自己肯定感が高まるような接し方を意識しましょう。
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