産休中にやることは?準備リスト&有意義な過ごし方を紹介

【産休中にやること】準備リスト

肌着を揃えるママ
はじめに、産休中にやっておくべき以下の4項目について紹介します。
  1. 入院の準備
  2. 赤ちゃんを迎える準備
  3. 出産後に必要な手続きの準備
  4. 小児科や保育園のリサーチ
出産が近づいてから慌てないよう、早めに準備をして出産に備えましょう。

1. 入院の準備

産休に入ったら、最初に入院時に持って行くものを用意しましょう。出産は予定日よりも早くなる可能性もあるため、後回しにないようにしてくださいね。持ち物は、出産予定の産婦人科の指定に従い、いつ陣痛が来ても良いように、持ち物の置き場は家族で共有しておくと慌てません。
また、急な陣痛で妊婦が一人で産院に行く可能性もあるため、陣痛タクシー※を登録しておくと安心です。
※陣痛タクシーとは、電話1本で迎えに来て産院へ送り届けてくれるサービス。事前登録が必要。

2. 赤ちゃんを迎える準備

赤ちゃん用品を用意して、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。出産前は最低限必要な物を揃え、出産後に足りない物があれば買い足していくのがおすすめです。
<出産前に用意しておきたい赤ちゃん用品>
  • 肌着
  • ロンパース
  • おくるみ
  • 紙おむつ
  • おしり拭き
  • ベビーバス
  • ベビーソープ
  • ガーゼ
  • 綿棒
  • 消毒液
  • 赤ちゃん用爪切り
  • 抱っこ紐
  • チャイルドシート
着るものの枚数や生地は、季節に応じて選びます。また、哺乳瓶や粉ミルクを産院と同じものを使う場合は、出産後に家族に用意してもらうと良いでしょう。

3. 出産後に必要な手続きの確認

出産後は出生届の提出をはじめとしてさまざまな手続きが必要となります。手続き期限が決められたものもあるので、産休中に確認しておくと安心です。
<出産後に必要な主な手続き>
  • 出生届
  • 児童手当
  • 健康保険加入
  • 乳幼児医療費助成金
  • 出産時一時金
  • 高額医療費
  • 未熟児養育医療給付金
  • 出産手当金(勤務先)
  • 育児休業給付金(勤務先)

4. 小児科や保育園のリサーチ

赤ちゃんを連れての病院探しは難しいため、出産前に赤ちゃんがかかる小児科を調べておきましょう。ママが1人で連れていく場合を考慮し、行き方や駐車場、交通の便もチェックも忘れずに。
また、復職を考えている場合は、保育園などのリサーチも必要です。赤ちゃんを抱えて保育園を探すのは大変なため、1人で動ける産休中に探すのがおすすめ。ママ友の情報や口コミを参考にするのも良いですよ。

【今だからこそできる】産休中にやって良かったこと

配達された食材を受け取る女性
やるべきことが分かったら、産休中にやっておきたいことを紹介します。なかでも、特におすすめなものは以下の4つです。
  1. 外出・外食を楽しむ
  2. 宅配サービスを試す
  3. 家を片付ける
  4. 資格をとる

1.外出・外食を楽しむ

産休中に気ままに外出したり、夫婦でおいしい物を食べに行ったりなど、外出や外食を楽しんでおきましょう。また、友達と会っておくのも良いですね。出産後は体力が落ちたり、赤ちゃんのお世話があったりして外出や外食を楽しむことは難しくなります。産休中に自由な時間を満喫した妊婦さんも多いようです。

2.宅配サービスを試してみる

自宅に食材や日用雑貨を届けてくれる宅配サービスを試すのもおすすめです。赤ちゃんがいると買い物に出かけるのも一苦労。特に食材は毎日のことなので、産休中に試して利用しやすいところを見つけておきましょう。
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3.家を片付ける

普段しにくい、カーテンやカーペットなど大物の洗濯やエアコンのクリーニングなど、家の掃除や断捨離をして、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。休日は予約が取りづらいエアコンのクリーニングも、産休中なら平日にお願いできるのでおすすめですよ。

4.資格をとる

産休中に、仕事に生かせる資格をとるのもおすすめ。産後は赤ちゃんのお世話で時間がとりにくくなりますが、産休中ならゆっくり勉強時間がとれます。
<おすすめの資格>
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト) 
  • 簿記
  • TOEIC

産休中にやらずに後悔したことは?

散歩を楽しむ妊婦
続いては、出産後に産休中にやっておけば良かったと後悔したことを紹介します。出産後は赤ちゃんのお世話があるので1人で動きにくかったり、夫婦ふたりの時間をとるのが難しくなったりします。以下のリストを産休の過ごし方の参考にしてくださいね。
<やらずに後悔したことリスト>
  • 家の片付け
  • 夫婦ふたりの時間を楽しむ
  • 1人の時間を楽しむ
  • 旅行
  • 復職後に備えて家事体制を整える(夫との話し合い)
  • 資格の勉強

パパも要チェック!出産後にやることリスト

パパとママに抱かれる赤ちゃん
出産後のやることリストを紹介します。出産後、思うように体を動かせないママに代わって、パパが行うのも良いでしょう。なお申請先の市町村や加入先によって必要な書類や申請方法が異なる場合があるので、事前に確認しておくと安心です。

1.出生届の提出:出産後14日以内

出生届は出産日を含めて14日以内の提出が必要です。また、届出先は、出生地、パパ・ママの本籍地、パパ・ママの住民票のある所在地のいずれかにあたる市区町村の役所で行います。
<必要なもの>
  • 出生届
  • 母子手帳
  • 届出人の印鑑

2.児童手当の手続き:出産後15日以内

児童手当とは、児童を養育している人に対して支払われる手当です。児童手当の申請は出産日を含めて15日以内に行います。また、届出先は、在住している市区町村の役所で行います。
<必要なもの>
  • 児童手当・特例給付認定請求書
  • 手当の振込先口座が確認できるもの
  • 申請者および配偶者の印鑑
  • 申請者および配偶者のマイナンバー(個人番号)が確認できるもの
  • 申請者本人の確認書類

3.健康保険への加入:出産後速やかに

1ヵ月健診までには健康保険に加入しましょう。加入していない場合は、検診費が全額自己負担となります。届出先は、パパとママのうち年収の高い方の健康保険組合に申請してください。
<必要なもの>
  • 出生届出済証明欄が記載された母子手帳
  • 出生届のコピー
  • 申請者の印鑑
  • 申請者の健康保険証

4.乳幼児医療費助成金の手続き:子どもの保険証が届き次第

乳児医療費助成金とは、乳幼児が医療機関で診察や診療を受けた時にかかった医療費の自己負担分を、各都道府県が助成する制度です。届出先は、お住いの市区町村の役所です。
<必要なもの>
  • 乳幼児の健康保険証のコピー
  • 申請者のマイナンバー(個人番号)が確認できるもの
  • 申請者の印鑑

5.出産時一時金の手続き:入院まで、または出産翌日から2年間

出産一時金とは、子ども1人につき42万円支給される、国民健康保険の補助金です。提出期限は、利用する受取方法によって異なります。届出先は医療機関の窓口や健康保険組合の窓口です。
<必要なもの>
  • 医療機関などから渡される合意文書のコピー
  • 医師の証明済み出産育児一時金請求書
  • 出産費用の領収書・明細書のコピー

6.高額療養費の支給申請:診察日の翌月から2年以内

高額療養費制度とは、1ヵ月にかかった医療費が自己負担限度額(年齢や所得により異なる)を超えた場合、超えた分が戻ってくる制度です。帝王切開で出産した場合も適用されます。申請期限は診察日の翌月から2年以内、加入している健康保険組合の担当窓口に申請してください。また、あらかじめ高額になることが分かっていれば事前申請も可能です。
<必要なもの>
  • 高額療養費支給申請書
  • 医療機関の領収書(事後申請の場合)
  • 限度額適用認定申請書(事前申請の場合)
  • 振込先口座が確認できるもの
  • 申請者の健康保険証
  • 申請者の印鑑

産休中にやることを知って有意義に過ごそう

笑顔でお腹をさする妊婦
産休中はママが1人で過ごせる最後の時間です。出産予定日が近くなって慌てないように、早めにやることを準備したいですね。また安心して赤ちゃんを迎えるために、出産後の家事や育児を夫婦で話し合ったり、ふたりだけの時間を楽しんだりするのもおすすめです。産休中にやっておくこと、やっておいたほうが良いことを確認して、産休の時間を有意義に過ごしましょう。
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