
【超初期】妊娠が疑われる場合にやること

医学的な定めはありませんが、妊娠0〜3週頃までを妊娠超初期と呼ぶことがあります。この時期はまだ妊娠が判明していない人が多いですが、生理が来ない、気分の浮き沈みが激しくなる、体調がすぐれない日が続くなどで「妊娠かも?」と思ったら、まずは妊娠検査薬でチェックするのがおすすめです。目安は生理が予定日から1週間以上遅れたらとされています。
まだホルモンの分泌が少なく陰性となるケースもありますが、体調に変化が見られなければ少し空けて再検査を。陽性となれば産婦人科で超音波検査を行い、胎児の心拍と胎嚢(たいのう:胎児が入っている袋)が確認されたら妊娠確定です。
<妊娠が疑われる場合にやることリスト>
- 妊娠検査薬での確認
- 産婦人科の受診
【初期】妊娠1〜4カ月にやること

妊娠初期は、つわりの症状が重い時期。夫婦でできることは協力しながら進め、パパは体調が不安定なママを積極的にサポートしてあげましょう。妊娠初期にやることを項目ごとに紹介します。
産婦人科で出産予定日や不明点を確認する
妊娠の検査を受けた産婦人科で、以下のことを確認しておきましょう。
<産婦人科でやることリスト>
- 赤ちゃんの出産予定日の確認
- 現在服用している薬やサプリの相談
- 妊娠出産に関わる不明点の確認
また、妊娠・出産でかかった費用は医療費控除の対象となるので、初期の段階から領収書は保管しておきましょう。
役所で母子手帳をもらう
妊娠が確定したら、母子手帳(母子健康手帳)をもらうために居住地域の役所や保健センターへ妊娠届出書を提出します。内容は自治体によっても異なりますが、一緒に妊婦健診受診票(妊婦健診の費用が助成される補助券)やマタニティマークなどももらえます。なお、母子手帳の発行は無料です。
<役所でやることリスト>
- 妊娠届出書の提出
- 母子手帳の受け取り
出産や産後についてママとパパで話し合う
赤ちゃんを迎える準備は、ママ・パパで話し合いながら進めることが大切です。早い段階からしっかり相談し、余裕を持って決めていきましょう。
<夫婦でやること・話し合うことリスト>
- 出産する産院や出産方法の検討
- 出産にかかる費用や給付金のチェック
- お互いの職場の産休・育休制度の確認
- 仕事を続けるかの相談
- 現段階でどこまでの人に妊娠報告するか
- 今後の家事の分担について相談
CO・OP共済には、母子手帳をもらったら加入できる赤ちゃんのための保障があります。保障が適用されるのは、赤ちゃんが生まれた日から。安心して赤ちゃんを迎えるために、ぜひチェックしてみてください。
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生活習慣を見直す
妊娠が判明したら、赤ちゃんに悪影響のある生活習慣は見直していきましょう。
<生活習慣の見直しリスト>
- 禁酒・禁煙
- 生ものなどリスクの高い食材を控える
- 妊娠中に摂取が推奨されている葉酸を摂る
我慢しているママのため、パパも一緒にできるとベスト。なかでもタバコは副流煙があるので、パパも禁煙は必須です。
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【中期】妊娠5~7カ月にやること

妊娠中期にはつわりが落ち着くママが多いので、この時期にできることは早めにやっておきましょう。妊娠中期のママがやること、パパができることを紹介します。
歯科検診の受診や妊娠の報告をする
「安定期」とも呼ばれる妊娠中期。つわりが落ち着く人が多く、まだお腹もそれほど大きくないので、比較的動きやすいこの時期に以下のようなことを済ませておくのがおすすめです。
<妊娠中期にママがやっておくといいことリスト>
- 妊婦歯科検診の受診
- 妊婦健診(2週に1度)
- 出産したい病院での受診
- 職場や友人、知人などへの報告
- 職場の上司と仕事の引き継ぎについての相談
- マタニティウェアの用意
- 無理のない範囲での軽い運動
とくに里帰り出産がしたい場合は、希望通りに進められるよう分娩予約を早めにとっておくと安心です。妊娠6カ月頃までに初診を受けておかないと分娩を受け入れてくれない医療機関もあるので注意しましょう。
赤ちゃんを迎える準備や保活をする
出産計画、出産後に役立つ情報集めなどは、ママとパパで協力して進めましょう。
<妊娠中期にママとパパでやっておくといいことリスト>
- 母親学級・両親学級への参加
- 保活(保育園探し)
- 地域の子育てサポートの情報収集
- 戌の日の安産祈願(妊娠5カ月の最初の戌の日に行うお参り)
- バースプランの検討
- 赤ちゃんの名前の検討
- 産後すぐに必要なベビーグッズの用意
出産後も働く予定で、待機児童が多い地域に住んでいる場合は、早めの保活が重要です。
パパ|ママをサポートしながら赤ちゃんとの生活環境を整える
妊娠中期に差しかかったら、パパが主体となり赤ちゃんとの生活に適した環境作りを始めるのがおすすめ。体調の良くなってきたママの意見を聞きながら進めていきましょう。
<妊娠中期にパパにやってほしいことリスト>
- 冷蔵庫や洗濯機など、赤ちゃんとの生活に対応できる容量かどうか確認
- 食器洗い機やお掃除ロボットなど、便利なサポート家電をリサーチ
- 育休の取得や期間について検討
- 職場や友人、知人などへの報告
- 先輩パパからの情報収集
- 妊婦健診の付き添い
【後期】妊娠8〜10カ月にやること

いよいよ出産間近の妊娠後期。出産や産後の生活に向けての具体的な準備を始めましょう。妊娠後期のママがやること、パパにやってほしいことを紹介します。
体調を考慮しながら出産準備をする
妊娠後期になったら、ママは出産に向けて具体的な準備を始めましょう。ただしお腹が大きくなり腰痛などのマイナートラブルに悩まされる人も多いので、体調に不安がある時は無理する必要はありません。
<妊娠後期のママがやっておくといいことリスト>
- 妊婦健診(週に1度)
- 入院バッグの準備(持ち物は病院から配布される資料を参考に)
- 産休・育休に関する手続き
- 仕事の引き継ぎ
- 帰省の準備(里帰り出産の場合)
- 無理のない範囲での軽い運動
出産の流れや手続きを確認する
出産や産後に必要な手続きについては、ママとパパで一緒に確認していきましょう。
<妊娠後期にママとパパでやっておくといいことリスト>
- 具体的な出産の流れを把握
- 産後に必要な行政手続きの確認
- 赤ちゃんの名前を決める
- 産後の過ごし方について相談
- 加入している保険の見直し
赤ちゃんを戸籍登録するために必要な出生届は、産後14日以内に居住地域の役所に提出しなければなりません。ママは出産直後で思うように動けずパパがメインで行うケースが多いので、とくにパパはしっかりと理解しておくことが大切です。また、児童手当や出産育児一時金などの給付金を受け取るのにも手続きが必要です。産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、事前に把握しておきましょう。
パパ|率先して家事や出産準備をする
妊娠後期にはお腹が大きく動きづらいママに代わり、家のことはパパが中心に動くとスムーズです。
<ママと赤ちゃんのためにパパにやってほしいことリスト>
- 妊婦健診の付き添い
- 家に赤ちゃん用のスペースを作る
- 家事や家のことでわからないことをママに確認
- 必要なベビーグッズを揃える
- 育休の手続き、仕事の引き継ぎ
出産前後で家事が大変な時は、コープの宅配がおすすめです。
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妊娠中にやることはママとパパで協力して進めよう

出産に向けてやることはたくさんあるものの、妊娠により思うように動けないことが増えるママ。ママは自分の体、赤ちゃんのことを最優先にし、パパは家事や手続き関連など、できることを積極的にサポートするのが理想です。夫婦で協力しながら、大変な時期を一緒に乗り越えましょう。
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