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離乳食は冷凍でラクになる！フリージングのポイントと注意点を紹介

離乳食は冷凍でラクになる！フリージングのポイントと注意点を紹介

少量ずつ用意するのが大変な離乳食は、まとめて作って冷凍保存するのがおすすめ。赤ちゃんに安全に食べてもらうには、冷凍する前と解凍後の加熱がポイントです。この記事では、離乳食を冷凍保存するポイントや注意点、便利アイテムや食材ごとのコツを紹介します。離乳食作りに悩むママ・パパは、ぜひチェックしてみてください。

離乳食2025.11.26

INDEX

離乳食を冷凍保存するときの5つのポイント

離乳食を冷凍する際は保存容器を清潔に保ち、冷凍前と解凍後の加熱を徹底するようにしましょう。まずは、離乳食を安全に冷凍保存するためのポイントを紹介します。

1. 新鮮なうちに加熱調理する

離乳食用の食材を冷凍保存したい場合は、食材が新鮮なうちに加熱殺菌するのが基本です。生のままでは雑菌が増えるおそれがあります。冷凍する前に赤ちゃんの月齢に合った下ごしらえをし、加熱調理後は粗熱がとれたら冷凍庫へ入れましょう。時間が経ちすぎたものは冷凍に向かないため、調理後はできるだけ早めに冷凍するのがおすすめです。

2. 清潔な容器に小分けにする

衛生面を考え、保存容器は清潔なものを使用しましょう。離乳食用にはジッパーバッグなどの使い捨てできるものや、煮沸消毒できる容器がおすすめです。離乳食期は食べる量が少ないので、1回分ずつ取り出せる容器を使うと便利です。

3. 容器の水気をふき取り空気を抜く

食材を入れた後、保存容器に付いた水気はしっかりとふき取り、できるだけ空気を抜きましょう。密閉することで食材の酸化を防ぎ、鮮度を保てます。冷凍庫に入れる際に金属トレーを敷くと、急速冷凍できて風味や食感の劣化を防げます。

4. 食べるときは必ず再加熱する

冷凍したものを食べるときは、必ず再加熱します。室温や冷蔵庫での自然解凍は、雑菌が増殖する原因となります。鍋や電子レンジでしっかりと中まで火を通してから赤ちゃんに与えましょう。

5. 一週間以内を目安に食べ切る

冷凍保存した離乳食は、調理から一週間以内に使い切るのが目安です。冷凍する期間が長いほど冷凍焼けなどをおこし、鮮度が落ちてしまいます。赤ちゃんは細菌への抵抗力が弱く、味の変化にも敏感なため、なるべく早く使い切るのがおすすめです。

冷凍保存した離乳食を解凍するときの注意点

一度冷凍した離乳食を赤ちゃんに与える際は、しっかりと加熱し、余ってしまっても再度の冷凍は控えましょう。解凍するときの注意点を紹介します。

凍った状態のまま加熱する

自然解凍は雑菌が増える原因になるだけではなく、霜が溶けて水っぽくなり栄養や旨みが損なわれやすくなります。凍った状態から一気に加熱した方が、食材のおいしさを保ちやすいでしょう。冷凍庫から出したら、なるべくすぐに加熱してください。

様子を見ながら少しずつ加熱する

加熱のしすぎは、食材がパサパサしたり、固くなったりする原因となります。加熱する際は様子を見ながら、少しずつ行いましょう。

＜電子レンジで加熱する場合＞
加熱時間の目安は、600Wの電子レンジの場合、10gで30秒、30gで1分、100gで2分ほど。加熱が足りなければ様子を見ながら10秒ずつ追加します。ラップは破裂しないようふんわりとかけましょう。水分が足りなければ、水を足して調節します。

＜小鍋で加熱する場合＞
鍋に焦げつかないよう水を加え、弱火で加熱します。途中で全体を混ぜると、加熱ムラを防げます。

一度解凍したものは再冷凍しない

一度解凍した食材の再冷凍は控えましょう。食材は常温の時間が長いほど雑菌の繁殖が進み、冷凍や解凍を繰り返すごとに鮮度や味が落ちます。特に赤ちゃんに与える場合は安全面を考慮し、使いきれなかった分は処分するのがおすすめです。

離乳食の冷凍保存で使える便利アイテム

フリーザーバッグや製氷皿は、離乳食を冷凍保存するときにも役立ちます。冷凍保存の便利アイテムと使い方を紹介します。

使い方自由自在：フリーザーバッグ

冷凍保存や電子レンジに対応したフリーザーバッグは、色々な使い方ができて便利。食材を平らに保存できるので、空気を抜きやすく場所をとりません。菜箸などで1回分ずつ区切り筋を入れておけば、使用するときにパキッと割れて必要な分だけ取り出せます。

離乳食初期の味方：製氷皿

製氷皿は離乳食初期のお助けアイテム。おかゆやペーストなどに使えば、簡単にごく少量ずつに分けて冷凍できます。霜が付かないよう蓋付きのものがおすすめです。製氷皿タイプの離乳食用小分けトレーもあり、より使いやすいよう工夫されています。

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サイズ展開が豊富：蓋付き保存容器

蓋付き容器も冷凍保存に重宝します。サイズ展開が豊富なので、赤ちゃんの食べる量に合わせて選べるのがポイントです。冷凍保存、電子レンジ、煮沸消毒に対応しているかチェックしてから使用しましょう。

消費期限が一目瞭然：ラベル

保存容器に調理した日付を書いたラベルを貼っておくと、食べ忘れの防止になります。ラベルにはマスキングテープやセロハンテープ、付箋などが便利です。使い捨てのフリーザーバッグなら、油性ペンで表面に直接書き込めます。

【食材別】離乳食の冷凍保存と調理のコツ

離乳食によく使う食材ごとの冷凍保存の仕方を紹介します。コツを押さえることでより安全に冷凍保存できます。

【米・パン】水を足して固さを調整

離乳食の主食となるおかゆは、炊飯器のおかゆモードで炊くと手軽に作れます。水の量は赤ちゃんの月齢に合わせて調節しましょう。

なお、お米やパンは一度冷凍すると、解凍時に水分が飛んで固くなりやすいので注意が必要です。再加熱するときは少しずつ水分を足して、赤ちゃんが食べやすい固さに調整しましょう。

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【野菜】下ごしらえをしてから保存

野菜は冷凍する前に下ごしらえしておきます。皮があるものは皮を剥き、灰汁（あく）が多いものは灰汁（あく）抜きをし、小さめにカットして鍋でやわらかくなるまで茹でてから容器に入れましょう。茹でたジャガイモは冷凍すると崩れやすいので、マッシュポテトにして冷凍保存するのがおすすめです。

【果物】食べやすい大きさにカットしてから保存

果物は皮を剥き、食べやすい大きさにカットしてから冷凍保存します。生のままでも冷凍できますが、離乳食のうちは加熱してから保存する方が安心です。生で保存する場合も、食べるときには必ず加熱しましょう。

果物の中でもバナナは特に変色しやすい食材です。バナナは皮をむいてフリーザーバッグに入れた後、上から手で潰して密閉すると変色を抑えられます。

【肉・魚】しっかりと火を通してから保存

お肉や白身魚も冷凍保存が可能です。お肉は鍋でしっかりと中まで火が通るまで茹でてから冷凍します。魚は皮を剥き、丁寧に骨を取り除いてから茹でます。しらす干しなどの加工食品は、赤ちゃんにとっては塩分が多いので、熱湯で1分ほど茹でて塩抜きしてから冷凍しましょう。

【だし・ソース】製氷皿で小分け保存が可能

食材だけではなくだし汁やソースも冷凍保存できます。昆布だしやかつおだしなど、調理の際に毎回だしをとるのは手間なので、まとめて作って冷凍保存しておくと便利です。製氷皿を使えば、1回分ずつに簡単に分けられます。味付けが可能な月齢になったら、ホワイトソースなども冷凍保存しておけます。

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