ママになってもキャリアをあきらめない!私のスキルアップ術とコープの宅配活用法
ライフスタイルの変化に伴い、会社を退職をしたり、育休や産休などで仕事を休んだりして、キャリアアップが難しいと考えるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中でも、家事や育児のスキマ時間を上手く使い勉強を重ね、キャリアチェンジをした方がいらっしゃいます。
今回は、専門職のキャリアからWeb系の副業をされているさとこさんにお話を伺い、家事・育児と勉強を両立させるコツや勉強時間の作り方について伺いました。

今回お話を伺ったのは

さとこさん
8歳と6歳のお子さんを持つママさん。本業の研究広報のお仕事の他に、副業でWebデザインやSNS運用のお仕事をしている。第一子出産を機にコープへ加入。コープ歴は8年となる。

転職をきっかけにWebデザインの勉強をスタート

―――スキルアップする前のお仕事や生活について教えてください。
結婚して子どもが生まれる前は、土壌分析の研究職をしていました。フィールドワークや国内外問わず出張にいくこともありましたね。早朝や夜など時間関係なく実験室に行き、1週間缶詰状態になることも……。この頃は、生活の大半を仕事に費やしていましたね。

主人も私と同じく忙しい人なのですが、夕食は一緒に食べようと決めていました。ただ、20時や21時になってしまうことや「疲れたから今日は外食にしよう」と定食屋に入ることはよくありましたね。家でご飯を食べられないだけでなく、生活リズムが崩れた状態に悩んでいる中で子どもを授かったのですが、実は育休が取れなかったんです!
―――え!育休が取れなかったんですか?
そうなんです!当時、任期付きのプロジェクトに雇用されていて、その任期があと1年だったんです。産休は義務なのでとれたのですが、出産後3か月で復帰することになって。
親は高齢で、なおかつ県外に住んでいたので、頼れなかったですし、自分たちだけで仕事をしながら子育てしていくのは大変でしたね。

子どもは0歳から保育園に預けて、行政サービスや産後ドゥーラの利用、ネットスーパーで買い物など、様々なサービスを使っていました。コープに入ったのもその頃ですね。
さとこさん
―――それはとても大変な日々だったんではないかと思います。その中でなぜスキルアップをしようと思ったのですか。
きっかけは、主人の転勤についていくために、転職をしたことです。
転職活動の際、研究職をしながら子育てをするのは難しいと感じていたので、近い分野で別の仕事を探していました。そのときに見つけたのが、現在の仕事でもある研究広報の仕事でした。
主な仕事は、大学の研究活動に関する報告書の作成なのですが、その他にWebサイトの管理やチラシなどのデザインも含まれていました。当時は、ほぼ未経験の状態から毎日調べたり業者さんに聞いたりしながら仕事をしていたのですが、すごく面白かったんですよね。そのうち、「自分でもWebサイト作れたら楽しいだろうな」と思うようになりました。
―――転職がきっかけだったんですね!そこから、どのように勉強をスタートされたんですか。
その頃は、動画をみて勉強するオンラインサービスを利用していましたね。
でも、しばらくすると主人がまた転勤することになって、私も再度転職をしなければいけなくなったんですが、「次の転職ではWebデザインの仕事にチャレンジしたい!そのためにキャリアスクールで本気でWebデザインの勉強をしたい!」と思ったんです。

というのも、一度目の転職活動中で、子どもがいることがハンデになっていると感じる経験が何度もあり、選べる仕事がかなり限られてしまいました。そんな中でも、スキルがあると圧倒的に有利ですし、選べる仕事の幅も変わります。さらには、給料面でも違ってくるんです。たとえそれが仕事では未経験であったとしても、「自分で勉強してきた」「自分で作った作品がある」といえるだけでも違うんですよね。それは今まさに実感しています。
キャリアスクールに入ると数十万円の費用かかりますが、学んだスキルを生かして働けば元は取れるだろうし、私自身も楽しく仕事ができると考えました。
―――二度目の転職で本気で勉強しよう!と思われたんですね。キャリアスクール入会にあたり、ご家族から反対などはありませんでしたか。
主人の転勤で、私が転職をしなければいけないのは主人も理解していましたし、「いいよ」といいそうではあったのですが、お互いに納得感を持って決めるための話し合いはしました。

まず主人には、転職活動の現状とキャリアスクールに入ろうと検討していることにふわっと伝えていました。そして最終的に検討した結果、自分の希望する学習スタイルで学べて、なおかつ比較的にリーズナブルなスクールを選ぼうと思っていることを伝えて、入会しました。
―――キャリアスクールはどのような基準で選ばれたのですか。
Webデザインを学べるスクールはたくさんあるので、色々と比較検討をしました。働きながら子育てをするので、受講のタイミングは自分で選べて、家でもどこでもオンラインで勉強できることはマストでしたね。

勉強は寝かしつけ後に。「勉強する」宣言で家族の協力を得ることも

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―――子育てと仕事をしながら勉強するのは、時間を作るのがとても大変そうです。どのような工夫をされたのですか。
私が勉強をはじめたのは上の子が5歳、下の子が3歳の時でした。
当時していた研究広報の仕事は、裁量労働でかつコロナ禍だったので在宅勤務だったこともあり時間に融通がききました。これまで往復1時間ほどあった通勤時間が無くなり、その時間を勉強時間に充てていました。あとは料理をしているときにスマホを近くにおいて動画を見たり、音だけ聞いているときもありましたね。

家に子どもがいる状態ではパソコンを開いてじっくり勉強することが難しいので、デザインの課題制作は寝かしつけた後にやっていましたね。おかげでその頃、寝かしつけの技術が上がった気がします(笑)
22時までに寝かしつけて、22〜24時までを勉強時間に充てていました。それ以上やると翌日に響いてしまうので、ほどほどにするもポイントです。通勤時間に充てていた1時間と休憩時間などを含めて、1日4時間くらいの勉強時間を確保していました。
―――すごい!時間のやりくりが上手ですね!休日は勉強されていたのですか。
休日は、家族との時間を過ごすようにしていました。どうしても出たい学習イベントがあるときは、休日のほうが主人からの協力も得やすいので、その時間だけお願いしていました。
―――ご主人の協力も得ながら勉強されていたんですね。
そうですね、それまでは自分が家事も育児も全部やらなきゃと思っていたのですが、自分の勉強のために「この時間だけ子どもを見ていてほしい」とお願いできるようになったのは、私にとって大きな変化だったと思います。今後の仕事やキャリアを考えたときに、Webの勉強をしたほうが必ずプラスになると思っていたので、その想いを伝えていましたね。

それまで寝かしつけ後の夜の時間は、好きなドラマを見たり趣味の時間に充てていたりしたんですが、「その時間に勉強するので邪魔しないでください」と宣言していましたね(笑)そうしないと、主人はリビングに来てテレビを見始めてしまうと思ったんです。はじめに「勉強するので、協力してね」と意思表示しておくことは大切だと思います。
さとこさん写真
―――仕事と子育てと勉強が続くとリフレッシュするような時間が減ってしまうようにも思います。気分転換はどのようにされていましたか。
デザインの勉強は自分にとっては新鮮で面白かったので、「つらい」とか「癒しが欲しい」とかはあまり感じなかったです。また、転職までの3か月間で勉強しきろうと思っていたので、ゴールや目標を立ててギチギチに詰め込んで、その期間を終えたら少し自分の時間を作れるようになるだろうと思っていました。
どうしてもリフレッシュしたい日は、「今日は本を読む時間にしよう」みたいに、ある程度は自由にはしていましたね。
―――無理なくメリハリをつけて勉強されていたんですね!

実績をコツコツ積み重ねて、案件にチャレンジ!

―――現在は本業の他に、副業でWebデザインのお仕事をされているとのことですが、未経験からそういったWebのお仕事にチャレンジするというのは難しいように思います。チャレンジするときのポイントはありますか。
まずは、キャリアスクールの中の練習案件からチャレンジしましたね。そこで実績を積みながら、クライアントさんとのやり取りの方法も学んでいきました。
その練習案件は、自分の実績として活用できるものを選び、最終的にその実績を集めた作品集を整えていきました。実際、その実績や作品を見て、クライアントから「依頼します」と言っていただいたこともありました。

その後、仕事がほしいなという時は、クラウドソーシングから応募したり、SNSで「Webサイト制作できる人募集」みたいな投稿に応募していました。
―――そういった募集に応募することは、勇気がいるように思いますが、躊躇はなかったのですか。
私の利用しているクラウドソーシングは何人応募しているのかなどが分かりました。ですので、みんな応募しているし、私も応募してみよう!みたいな気軽な感覚でした。

食材だけでなく日用品も配達!コープをフル活用するポイント

コープの個人宅配
―――コープに入ったきっかけや選んだ理由について教えていただけますか。
コープには、出産したら加入するのも大変になりそうだと思っていたので、生まれる前に加入だけしていました。
選んだ理由としては、美味しい商品が多いだけではなく、さらにアプリを使えば食材がほしいと思ったときにすぐカートに入れられること。私が子どもの頃からある個人宅配の企業でもあり信頼できると思ったからです。あと、実際利用してみて感じたのですが、毎週注文して毎週決まった曜日に届くのは、産後のリズムにあっていたと思いますね。
産後すぐに買い物に行くというのは簡単ではないので、事前に足りなくなりそうなものを1週間前に注文できるのは安心感がありました。
―――家事と育児、さらには仕事と勉強をしていく中で、どのようにコープを活用されていましたか。
色々とあるのですが、まずはミールキットですね。毎週必ず1つは注文していて、それがある日は夕食の献立は何も考えない「楽ちんモード」でいられます。
ミールキット写真
あと私が利用しているコープには、『献立セット』という3日間のレシピ付きの食材セットがあり、それも毎週購入しています。食材がカットされていないのでミールキットより日持ちがしますし、自由に主菜と副菜を組み合わせることもできます。自分で作ると同じメニューになりがちですが、このセットなら自分では考えないような新しい献立ができるので新鮮で楽しく料理ができます。
ミールキットと献立セットで3〜4日分の食事はできるので、残りの日は余っている野菜でスープを作ることが多いですね。子どもが好きな野菜で作ると喜んで食べてくれるんです!
土曜日の昼は簡単に作れるラーメンと決めています。食材が減ってきても買い物に行けないことが多いので、事前にコープで注文しています。
日用品もコープで購入していますね。トイレットペーパーやティッシュペーパー、キッチンタオルや洗剤などを購入しています。トイレットペーパーを買って手で持って帰るのって、かさばるし持ちにくいので、好きじゃないんですよね。食材と一緒に日用品も届けてくれるのは、コープならではですし本当に便利ですね。
子どものお弁当には、冷凍食品が欠かせないです。一口ヒレカツやミニハンバーグ、ミニオムレツやコーンクリームコロッケなどをよく購入しています。
あと、子どもが好きな冷凍のグラタンやナゲットもよく買いますね。
―――お子さんが小さい頃は離乳食は利用されていましたか。
コープの離乳食は本当によく使っていました!コープの離乳食を知る前は、野菜をくたくたに煮てブレンダーで潰して作っていたのですが、ある日コープのカタログを見たら200〜300円で売られていて愕然としました。もちろん、すぐに買いはじめました。
中でもきらきらステップのミニうどんは、家に常備していました。このサイズの塩がはいっていないうどんは、スーパーに売っていないですし、レンジで簡単にできますし、子どもにちょうどいいんですよね。子どもが熱出したときは、ミニうどん一択でしたね。
あとプチホットケーキも良く買ってました。おやつにちょうどサイズ感なんですよね。
コープのミニうどん
―――コープは当たり前のように生活の一部になっているんですね。
そうですね、コープ宅配が普段の食材と日用品の買い物の大部分を占めています。
最近は子どもが大きくなってきたので、足りない分はスーパーで買うこともあるんですが、メインはコープなので頻度も量も金額もできるだけ減らすように意識しています。
―――最後に、スキルアップしたい方にメッセージをお願いします。
まずは、自分のことをもっと見つめてみてほしいですね。
今だからこそいえるのですが、私は仕事や結婚のタイミングで色々なことを我慢してきたなと思っています。

はじめから「スキルアップしたい!」と意気込まなくても、「少し楽しいことをしたい」くらいの気持ちでもいいと思うんです。なにか自分が楽しくなるような「学び」を続けているうちに、気が付けばスキルアップにつながるようなこともあります。特に子育て中のママさんは、そんな「楽しいな」「面白いな」と思うことを、もっとやっていいと私は思います!応援しています!

コープを活用してスキルアップしよう!

忙しい毎日の中でも、楽しみながら学び、スキルアップとともに実績を積んでいくことがこれからのキャリアを切り開くカギといえます。コープで買い物の時間や家事の時間を短縮しながら、目標に向かって前進してみるのはいかがでしょうか。
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