雨の日は料理をイベントに!冷凍焼鳥で手軽に本格チキンピザ【こどもと楽しむHappy Kitchen Vol.1】
雨の日は、家で過ごす時間が長くなります。そんな時は、便利なコープ宅配を活用して、お子さんと料理をじっくり楽しんでみませんか。今回は、初めてでも簡単に生地から作るチキンピザのレシピをご紹介します。

武田昌美さんプロフィール

武田昌美さんプロフィール
リトルシェフクッキング株式会社代表・子ども料理研究家

料理を通じて子どもの才能を開花させ、挑戦する勇気・失敗への前向きな姿勢を養うことを目的とする料理教室「リトルシェフクッキング」を経営。2歳から19歳まで、のべ3000人以上の子どもに料理の楽しさを教えている。
著書に「賢い子は料理で育つ リトルシェフ・クッキング」など。

子どもと一緒に料理するときのポイント

失敗してもOK!失敗は成功の一歩手前

親子でピザ生地つくり
「私が子どもと一緒に料理をするきっかけになったのは、長女が2歳のとき。ちょうどイヤイヤ期の真っ最中だったのですが、ある日の料理中、私と一緒に卵を割りたがったんですよね。最初は、汚れるし失敗することが目に見えていたので嫌だったのですが、覚悟してやらせてみたら、すごく嬉しそうな顔をしたことがとても印象的でした。

過去の私と同じように、子どもに失敗させないように先回りしてサポートしている親御さんもいらっしゃると思います。でも実際、料理って失敗してもリカバリーできるものばかりですよね。私はどんな失敗をしてもいいから、その後どうやっていい方向に持っていくか、料理を通じて教えたいと思っています。」

一番大事なのは、腹を括って子どもにやらせてみること

発酵した生地をガス抜き
「子どもと料理をすると、正直散らかるし汚れます。でも任せてしまえば、案外1人でできるんですよね。なので、『ここは大人がやるパート』などとはじめから決めずに、とりあえずやらせてみて、ヘルプがでたら手伝うという『さじ加減』が大事だと思っています。

簡単なレシピを選ぶことも、楽しく親子料理をするコツです。難しい料理だと、親も子も途中で嫌になってしまうことがあります。見た目のきれいさや丁寧さは一旦置いておいて、できるだけ簡単な料理で、親の負担を減らすようにするのがおすすめです。」

真面目に料理するのは楽しいことだと伝える

ピザにマヨネーズをトッピング
「キッチンには、火や包丁など子どもにとって危ないものもありますよね。料理をする上では、主従関係というか、子どもに『話を聞いてもらう』ことを大事にしています。脅したり言うことを聞かせたりするのではなく、キッチンでは真面目にすることをわかってもらえると、一緒に楽しく料理がしやすくなると思います。」

生地から作ろう!和風焼き鳥マヨネーズピザ

和風焼鳥マヨネーズピザ

材料

■生地
強力粉 250g
薄力粉 50g
きび砂糖  大さじ1
塩 3g
ドライイースト 6g
エクストラバージンオリーブオイル  大さじ1
ぬるま湯(40度前後) 170㏄
打ち粉 少々

■トッピング
ケチャップ(またはピザソース) 大さじ4
炭火やきとりもも串  5本
北海道の野菜ミックスたまねぎ入り  60g
ナチュラルチーズ(ピザ用) 100g
マヨネーズ(卵黄タイプ)  適量
味付のり  適量
 (1343)

今回はこちらのコープ商品を使います!

作り方

<ピザ生地作り>

1. 強力粉と薄力粉をボウルに入れる。ボウルの端にきび砂糖を入れ、その上にイーストに置く。
2. 砂糖の対角に塩を置く。
小麦粉と砂糖、イーストを準備
【ポイント】
「イースト菌は砂糖を栄養分にするため、必ず合わせて置きます。逆に、イーストに塩を触れさせてしまうとイーストが死んでしまうので、必ず対角に置きましょう。」
3. 粉の中に油の落とし穴をつくり、そこにオリーブオイルを入れる。
小麦粉にオリーブオイルを入れる
4. ぬるま湯をイースト菌にかかるようにゆっくりと流し入れる。
小麦粉にぬるま湯を流し入れる
【ポイント】
「イースト菌の好物2つ目は、温かいお湯。イースト菌を温めるためのぬるま湯は、熱めのお風呂くらいの温度にします。お湯が熱すぎると、イーストが死んでしまうことがあるので注意しましょう。」
ぬるま湯は熱すぎないのがポイント
5. 全体をスプーンで混ぜる。
スプーンでかきまぜる
【ポイント】
「大人の場合は手で混ぜますが、子どもの場合は、手がベタベタになってうまく混ぜられないため、スプーンを使うのがおすすめです。」
6. 水っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら、手でこねる。
子供がこねるときは、パンチがおすすめ
【ポイント】
「子どもがこねる場合は、『パンチ』させるのがおすすめです。伸びたら底の生地を折り返して、またパンチ、と繰り返していきます。子供もお父さんも『パンチ!パンチ!』と、とっても盛り上がる工程です」
ひとまとまりになった生地
7. 生地がある程度まとまったら、台に出す。打ち粉を加え、再びパンチして半分に折る、を繰り返す。
生地を折りたたんでパンチ
8.手の付け根に力を入れてでグッと伸ばす。5〜10分くらい、滑らかになるまでこねる。
手の付け根
親子で生地を伸ばす
【ポイント】
「生地をこねることにより、小麦粉に含まれるグルテンの網の目が細かくなります。こうするとイーストが発酵時に出す炭酸ガスを閉じ込めることができ、ふっくらとした仕上がりになります。
お子さんと一緒に、『グーっと伸ばして、半分こ』とやってみてくださいね。」
生地をこねてグルテンを増やす
9. こねた生地を丸く整える。グーっとひっぱり、表面をきれいにし、下をきちんと止めて、ボウルに入れる。
丸く整えた生地
10. 生地が約2倍の大きさになるまで一次発酵させる(夏は30分程度、冬は60分程度)。
一次発酵中の生地
【ポイント】
一次発酵した生地に指で穴を開け、その穴が戻って来なければ発酵が完了した合図。
11. 生地の空気を軽く抜いたら、生地を2等分する。それぞれの生地を麺棒で約20㎝の円に広げる。
※綿棒がない場合は、8等分など細かく分けて、手で餃子の皮程度のサイズに伸ばす。
綿棒で生地を伸ばす
【ポイント】
「綿棒を転がす動作が難しいお子さんもいるので、必ず大人がフォローしましょう。」
12. 二次発酵をする。クッキングシートを敷き、ピザ生地をのせる。生地の縁を人差し指で押さえて立ち上げる。ラップを被せて10分程度、二次発酵するのを待つ。
生地の縁を立ちあげる
<トッピング&オーブンで焼く>

13. 生地の上に、ケチャップ(またはピザソース)をひく。
ピザソースをひく
【ポイント】
「オーブンの天板にクッキングシートを敷き、その上で作業すると、テーブルが汚れず、そのままオーブンに入れられて便利です」
14. 解凍したミックス野菜、チーズ、解凍して水分を拭き取った炭火焼き鳥を乗せ、最後にマヨネーズをかける。
ピザ生地に焼鳥をのせる
トッピング完了
15. 200度に予熱したオーブンで20分くらい焼く。
ピザ焼き上がり
16. 焼き上がったら、海苔をちぎってのせて出来上がり。
海苔をちぎってトッピング

コープ食材を使ってお子さんと一緒に料理しよう!

親子で手作りピザを食べよう
コープの個人宅配には、便利な食材がたくさん。生地からの手作りピザに挑戦するなら、トッピングを冷凍食品にするなど、ちょっとした工夫でハードルがぐんと下がります。

おうち時間に、ぜひ親子で料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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