
産地からお届けまで何日かかる?コープの野菜や果物の配送の流れを紹介

収穫から組合員に届くまでどのくらい日数があるの?鮮度は?直接確認できないからこそ不安になる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、配送の流れや収穫のタイミングをコープの商品の鮮度を守るタクハイ”鮮”隊宅配レンジャーに質問します!
個人宅配の配送の流れについて
・宮城県内のめぐみ野桃太郎トマトの場合
産地で収穫後、JAの集荷場へ集められます。
その後、コープ東北多賀城ベジタブルセンターにて鮮度の点検・計量や袋詰め・箱詰めを行い、各配送センターへ出荷、組合員さまへ配達の流れとなります。
・一般的な野菜や果物の場合
産地で収穫後、まずはJAや各出荷団体へ集められます。
その後、市場または中間流通業者にて品質の点検や袋詰めが行われます。
コープ東北多賀城ベジタブルセンター入荷後にも鮮度の点検・計量や袋詰・箱詰めを行い、各配送センターへ出荷し組合員さまへ配達となります。
収穫から配達までの日数について
例えば、トマトだと夏期の北海道や冬から春にかけての九州産は、収穫から5〜7日くらいでお届けとなります。
宮城県内産のめぐみ野桃太郎トマトだと2〜4日くらいです。
実は、組合員さまへお届けするタイミングと輸送中の外気温から逆算して、適切な熟れ具合を判断し仕入れしているんです!
なぜならトマトは、外気温と保管庫との温度差によって、一気に熟して柔らかくなってしまい、売り物にならなくなってしまうことがあるからです。
なので、夏に収穫される北海道産のトマトは青い状態で収穫されて、輸送されている間に赤くなっていきます。コープのトマトだけでなく、スーパーや青果店などのトマトも同様に青い時に収穫されて流通しているんですよ。
日数が経過しているから「鮮度が悪い」「美味しくない」ということではないんです!鮮度は、収穫からの経過日数だけで決まるものではありません。
例えば、ほうれん草の場合ですと、収穫時期の気温や雨量、保管庫や輸送中に芯まで冷えているかなどが、その後の鮮度に影響します。
なので、収穫後の管理によっては、昨日獲ったほうれん草より、3日前のほうれん草の方が鮮度がいいこともあるんですよ。
鮮度便について
産地で収穫してから2日もしくは3日目には、組合員さまへお届けしています。
主な商品は、宮城県内のきゅうりやとうもろこし、ミニトマト、山形県の枝豆などです。
鮮度便の商品には、WEEKに「鮮度便」のマークが表記されています。産地限定かつ期間限定のご案内となりますので、お見逃しなく!
ご利用お待ちしています!

コープの産直品「めぐみ野野菜」の農薬使用や栽培基準について知りたい!
農薬のルールは、野菜の品目ごとに使用できる農薬が異なるため、病気や害虫などの発生状況や新しい農薬の流通などを踏まえて、生産者さんの協議によって毎年決められています。
使用量は、慣行栽培(一般に行われている栽培方法)の半分を目標とし、できるかぎり減らすことを原則としています。そのため、土づくりを重視していてなるべく農薬を使わずに栽培することを目指しています!
めぐみ野の3つの基準は、以下の通りです。
①産地と生産者が明確であること
②生産方法と手段が明確であること
③組合員と生産者の交流がされていること
これらの基準により、誰がどこでどのように作ったのかを明確にしています。また、生産者と消費者の交流イベントなどを定期的に実施しています。
センターでの保管や配送中の温度・品質管理のポイント

センターでの鮮度管理について
センターの倉庫内の気温は、1年を通じて10度以下に設定しています。
さらに低温で保管する必要のある青果物については、5度以下に設定している低温庫で保管しています。
通常、センターでの保管期間は1〜2日で、基本的に在庫を抱えない仕組みです。
※例外として、産地が遠方にある場合や大雪や台風などの気象状況により、前倒しで入荷・保管する場合があります。また、玉ねぎなどの根菜類や、りんごやキウイなどの一部の果物については温度と湿度管理された倉庫で品質を維持したまま貯蔵できるものは在庫を抱えることがあります。
仕分け・検品について
配送時の鮮度・温度管理について
商品が傷んでいた場合は
おうちでできる!食材を長持ちさせる保存のコツ

せっかく鮮度がよい商品が届いても、すぐに使い切れないこともありますよね。そこで、タクハイレンジャーに家でできる食材を長持ちさせるコツを聞いてみました!
ナスやキュウリ、サツマイモや里芋、生姜などは、寒い場所が苦手な野菜ですので、野菜室に入れてください。特に、サツマイモとナスは、長時間低温の場所に置くと傷みやすくなります。
りんごは、常温だと味や食感が落ちやすく、「ふじ」などの蜜が入る品種では、蜜がなくなってしまう原因にもなるため、必ず冷蔵庫で保管ください。
カボチャは、種が栄養を吸収してしまうため、ワタをとって保存するのがおすすめです。
カブや大根などで葉がついている場合、葉から水分が蒸散してしまうため、できるだけ早く切り落としてから保管するようお願いします
なお、栽培中の気象状況や温度による影響で鮮度が落ちてしまったり、病気が発生してしまったりすることがあります。見た目からはわからないこともありますので、届いた野菜や果物はできるだけ早めにお召し上がりください。
コープ宅配を活用して、新鮮で美味しい野菜を食べよう!
コープの野菜や果物は、栽培方法や産地、生産者にこだわって選定しており、なおかつ徹底した温度管理のもと、お届けしています。
鮮度のいいコープの野菜や果物を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
鮮度のいいコープの野菜や果物を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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