みんなで一緒に食べる!コープの美味しいアレルギー対応食
食物アレルギーを持つお子さんの食事の準備は、食材調達から調理まで気を遣うと感じている方は少なくないのでは。
そんな時、活用したいのがコープのアレルギー対応食です。特定7品目を使用していない食品や、アレルギーを考慮した食品を多数取り揃えているため、家族みんなで同じものを食べることもできます。更にコープのアレルギー対応商品のご紹介と、コープならではの便利な活用法もご紹介します!
また今回は、アレルギー対応食アドバイザーの方に、食物アレルギーに対応する調理のポイントや注意点などについても伺いました。

増加する子どもの食物アレルギー

食事をする子どもの写真
子どもの食物アレルギーは年々増加傾向にあります。一度アレルギーになってしまうと、そのアレルギー食材が入らないよう調理の際には細心の注意が必要になります。
また、アレルギー対応の食材は以前よりも増えてはいるものの、一般のスーパーでは取り扱いが少なく、食材の調達のためにわざわざ専門店へ行ったり、ネット通販でまとめ買いしたりする必要があります。

特定アレルギー8品目とは

食物アレルギーのうち、症例数や重篤の度合いから表示の必要性が高いと判断された項目を特定原材料として食品に表示することを義務付けています。

2024年6月時点では「えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)」の8品目が特定原材料として指定されています。(2023年3月に食品表示基準の一部を改正する公表され、今まで7品目だった項目に「くるみ」が追加されました。)

アレルギー対応食を作る際、気を付けることは?

今回お話を聞いたのは

植村容子(うえむらひろこ)さん  アレルギー対応食アドバイザー
パートナーの乳・卵アレルギーをきっかけにアレルギー対応食に興味を持つ。ポップアップで特定原材料8品目を使わない「ノンアレカフェ」を定期的に実施し、2025年秋ごろに「アレルギー対応惣菜店からふる」をオープン予定。
アレルギー対応惣菜店からふるInstagram

アレルギー対応食を作るときのポイント

―――アレルギー対応食を作るとき、まずは食材選びのポイントについて教えてください!

まずは、成分表示ですね。おそらくアレルギーをお持ちの親御さんは必ず確認していらっしゃると思うのですが、一部名称がわかりにくいことがあります。例えば、乳の場合ですと、ホエイパウダーやカゼインなどがあげられます。これらは、乳由来の成分ですが、表示には「乳由来製品を含む」と書いていない場合があります。

最近は、特定原材料を見やすく表記していたり、「製造ラインに乳製品を含む製品を生産しています」など丁寧な記載があったりする商品も増えていますが、微量のアレルギー成分で重篤な症状を引き起こしてしまうなど不安がある場合は、メーカーに問い合わせて確認することをおすすめします。

―――アレルギー対応食の献立を毎日考えるのはとても大変だと思います。特に、栄養バランスが偏ってしまうのではないか心配なのですが、どのような点を注意したらいいでしょうか。

栄養バランスについては、特に成長期のお子さんですと、心配される親御さんもいらっしゃるかと思いますが、神経質になりすぎないことも大切です。
お子さんの好き嫌いなどで偏ってしまっても、無理に食べさせたりせず、3日間位でバランスをとることを意識しましょう。例えば、卵や乳のアレルギーをお持ちの方は、タンパク質とカルシウムが減ってしまいやすいですが、タンパク質は大豆・魚・肉類を、カルシウムは魚介類・葉物野菜・豆腐などをその翌日と翌々日で補うとよいです。
家族で食事をする写真
―――調理についても伺いたいです。アレルギー対応食を作るときのポイントについて教えてください!

家族みんなでアレルギー対応食を食べるのが一番安全なのですが、アレルギー対応食と通常食の両方を作る場合は、アレルギー対応食を先に作りましょう。アレルギー対応食を後に作ると、調理器具に残ったアレルギー成分が料理に入ってしまう可能性があります。
調理器具は、きちんと洗って使うことが基本になりますが、わずかなアレルギー物質でも命の危険がある場合は、別に準備すると安心です。

あとお子さんのアレルギー対応食を作る場合は、見た目が美味しそうであることは重要かなと思います。自分だけ違うメニューを食べることで孤独感や疎外感を感じることがあるので、できるだけ普通食と同じような見た目で作ってあげるといいと思います。

―――勝手な偏見かもしれませんが、アレルギー対応食は美味しくないイメージがあります。味付けのコツなどはありますか?

確かに、アレルギー対応食を作る場合、通常よりもコクや旨味が少し足りないときがあるかもしれません。そんな時におすすめなのが、発酵食品です。白みそや塩麹などを使用するとコクが足されるので、少し物足りない味だなと思った際は、味付けに活用してみてください!

コープのアレルギー対応商品、続々販売中!

コープでは、アレルギーに対応した商品を続々販売しています!

「東北の震災復興」と「東北の地域振興」を目的とした商品を扱う「古今東北」では、宮城学院女子大学の学生さんたちと共同開発したアレルギー対応商品を販売しています。
「小麦アレルギーの方でも安心して食べていただきたい」と思い開発した商品ですので、ぜひお試しください!
もちっと米粉パスタ
昔ながらのぽぽんとポン菓子
もちっと米粉パスタの写真
また「7品目を使わない」シリーズ商品は、組合員さんの声にお応えして、特定原材料7品目を使わずに作られた商品です。家族みんなで同じものを食べることができるアレンジレシピも紹介していますので、毎日の献立に活用してみてはいかがでしょうか。

コープのインターネットサービスの便利な機能「アレルギー項目チェック」

アレルギー項目チェック画面
コープアプリやウェブにはアレルギー項目のチェックがあるのをご存じでしょうか。
該当するアレルギー食材にチェックをいれておくと、非表示または強調表示してくれる機能があります。

カタログでも安心!「アレルギー表示項目」

カタログ派の方もご安心ください!各商品にアレルギー項目のマークがついていますので、購入前に確認いただくことが可能です。

※アレルギーの疾患をお持ちの方は、商品の原料表示を必ずご確認ください。
コープの商品情報検索ページではアレルギー情報を検索することが可能です。

定期便で買い忘れナシ!

コープの置き配の写真
コープのアレルギー対応食品は、いつものお買い物と一緒に購入可能です。週に1回届くので、アレルギー対応食品を専門店にわざわざ買いに行かなくてもOK!
定期購入に設定しておけば、買い忘れも防げます。

コープの食材で、家族みんなで食べるアレルギー対応食を作ろう!

コープのアレルギー対応食品や便利な機能を活用すれば、家族みんなで美味しい食事を楽しむことができます。毎日の献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。
宮城・福島のコープ宅配はこちら

人気記事ランキング

注目キーワード