INDEX
- トマトの離乳食はいつから食べられる?
- トマトを離乳食で与える際の注意点
- 進み具合に合わせて下ごしらえする
- ミニトマトは刻むか潰してから与える
- トマトピューレは調味料不使用を選ぶ
- アレルギーに気を付ける
- 【時期別】離乳食でのトマトの進め方
- 離乳食初期(生後5〜6ヵ月頃)
- 離乳食中期(生後7〜8ヵ月頃)
- 離乳食後期(生後9〜11ヵ月頃)
- 離乳食完了期(12〜18ヵ月頃)
- 【時期別】トマトを使った離乳食レシピ
- 離乳食初期|レンジで簡単「ミニトマトペースト」
- 離乳食中期|野菜たっぷり「トマトポタージュ」
- 離乳食後期|ピューレで時短「トマトリゾット」
- 離乳食完了期|炊飯器で簡単調理「高野豆腐のトマトスープ」
- トマトを使って離乳食の幅を広げよう
監修:管理栄養士 鳥内雅子先生
病院・特別養護老人ホーム・精神障害者生活訓練施設にて勤務。 現在はフリーの管理栄養士として活動。 コロナ禍に息子を出産し、離乳食の難しさに直面。同じように悩むお母さんの役に立ちたいとインスタグラムで発信を始めた。 現在フォロワー数6.7万人(2026年4月現在)。 偏食改善アドバイザーの資格を取得し、離乳食や偏食に悩むお母さんたちに向けてカウンセリングや講座を行っている。
鳥内雅子先生Instagram
トマトの離乳食はいつから食べられる?
トマトは離乳食初期にあたる生後5〜6ヵ月頃から与えられます。他の野菜と同様、離乳食を始めて1週間ほど経ち、赤ちゃんがおかゆに慣れてきた頃が始めるタイミングです。
トマトにはリコピンやビタミンC、βカロテンなど、赤ちゃんの成長に役立つ栄養素が豊富に含まれています。食べやすさや消化吸収を良くするため、離乳食の時期にあった下ごしらえをしましょう。
トマトにはリコピンやビタミンC、βカロテンなど、赤ちゃんの成長に役立つ栄養素が豊富に含まれています。食べやすさや消化吸収を良くするため、離乳食の時期にあった下ごしらえをしましょう。
トマトを離乳食で与える際の注意点
赤ちゃんにトマトを与える際は、食べやすくしてあげることが大切です。アレルギーの可能性は低い食材ですが、食べた後の体調はしっかり確認しましょう。
進み具合に合わせて下ごしらえする
トマトの皮は消化しにくく、喉に詰まらせるおそれもあるため、離乳食の進み具合に合わせた下ごしらえが必要です。基本的には、離乳食後期(9〜11ヵ月)までは皮や種は取り除きます。衛生面や咀嚼の観点から加熱して与えます。ただし果肉が柔らかく、親指と人差し指で軽く潰れるようなものであれば9ヵ月頃から生で与えても構いません。
ミニトマトは刻むか潰してから与える
ミニトマトも普通のトマトと同様に離乳食に使えます。ただし赤ちゃんが丸ごと飲み込むと、喉に詰まらせてしまい窒息のリスクがあるため、必ず刻むか潰してから与えましょう。加熱や皮むきは、普通のトマトと同じように離乳食の進み具合に合わせて行います。
トマトピューレは調味料不使用を選ぶ
下ごしらえの手間が省けるトマトピューレやトマトペースト。塩や砂糖などの調味料が含まれている製品もあるので、赤ちゃんに与える場合は調味料不使用のものを選びましょう。塩分などが入っていなければ、離乳食初期から使えます。
余った分は冷凍保存できますが、衛生面を考慮し与える際は加熱が必要です。他にも使い切りサイズのものを選ぶ、余った分は大人が食べるなど手間が少ない方法で取り入れましょう。
余った分は冷凍保存できますが、衛生面を考慮し与える際は加熱が必要です。他にも使い切りサイズのものを選ぶ、余った分は大人が食べるなど手間が少ない方法で取り入れましょう。
アレルギーに気を付ける
トマトはアレルギー特定原材料等28品目には含まれないものの、リスクがないわけではありません。トマトに含まれるヒスタミンなどにより、まれにかゆみなどのアレルギーに似た症状が起こることがあります。ヒスタミンによる反応は、食物アレルギーとは仕組みが異なり、その時の体調や摂取量によって誰にでも起こる可能性があるものです。もし症状が見られたら早めにかかりつけ医を受診しましょう。
なお初めて与える時は、離乳食用スプーン1さじ程度の量から試します。病院に行きやすい平日の午前中に試すと安心です。
なお初めて与える時は、離乳食用スプーン1さじ程度の量から試します。病院に行きやすい平日の午前中に試すと安心です。
【時期別】離乳食でのトマトの進め方
トマトを離乳食で与える場合、皮や種を取り除いてから、赤ちゃんが食べやすい固さにするのが基本です。なお、固さや量はあくまで目安のため、実際の進み具合に合わせて調整しましょう。月齢別のトマトの進め方を紹介します。
離乳食初期(生後5〜6ヵ月頃)
離乳食初期では、皮と種を取り除き、加熱したトマトを裏ごししてなめらかなペースト状にしてから与えます。1回の目安量は10〜20gです。初めはスプーン1さじから始め、徐々に増やしていきましょう。
赤ちゃんがトマトの酸味に慣れるまでは、すっぱい反応をすることがあります。加熱には殺菌だけではなくトマトの酸味を和らげる効果もありますが、嫌がるようであれば玉ねぎやジャガイモ、キャベツやカボチャなどの甘みのある野菜に少し混ぜるのがコツです。
赤ちゃんがトマトの酸味に慣れるまでは、すっぱい反応をすることがあります。加熱には殺菌だけではなくトマトの酸味を和らげる効果もありますが、嫌がるようであれば玉ねぎやジャガイモ、キャベツやカボチャなどの甘みのある野菜に少し混ぜるのがコツです。
離乳食中期(生後7〜8ヵ月頃)
離乳食中期では、絹ごし豆腐くらいの固さが目安です。トマトの皮と種を取り、粗めのペースト状もしくはみじん切りにしてスープなどに混ぜて煮込みましょう。少し粒感を残すことで、咀嚼力の発達を促します。1回の目安量は20〜30gです。
離乳食後期(生後9〜11ヵ月頃)
離乳食後期では、親指と人差し指で潰せるくらいのバナナの固さが目安です。トマトの皮と種を取って5〜7mm大にカットし、料理の具材に入れ込んで調理しましょう。やわらかいものであれば生のままでも与えられます。1回の目安量は30〜40gです。
この時期にはつかみ食べが始まるので、大きさ・形を工夫すると食べる意欲につながります。嫌がらなければ、徐々に皮はそのままで与え始めても構いません。
この時期にはつかみ食べが始まるので、大きさ・形を工夫すると食べる意欲につながります。嫌がらなければ、徐々に皮はそのままで与え始めても構いません。
離乳食完了期(12〜18ヵ月頃)
離乳食完了期は、肉団子くらいの固さ、1回の量は40〜50gが目安です。1cm大にカットすると噛む練習になります。加熱すると食べやすくなるので、少し大きめサイズにも挑戦しやすいでしょう。種や皮は嫌がらなければそのままでも大丈夫です。
【時期別】トマトを使った離乳食レシピ
トマトはさまざまな料理に合わせやすいので離乳食で取り入れやすいのもメリット。月齢別のおすすめレシピを紹介します。
離乳食初期|レンジで簡単「ミニトマトペースト」
レンジを使って簡単に作れるスプーン1さじ分のトマトペーストのレシピです。
■材料:1さじ分
- ミニトマト 1個
- 水 大さじ2
■作り方
- ミニトマトはヘタを取りよく洗っておく
- ミニトマトのおしりに包丁で十字の切れ目を入れる
- 耐熱容器にミニトマトと水を入れ、ふんわりとラップをかける
- 600Wのレンジで10秒ほど加熱する
- 切れ目を入れたところから皮をむく
- 裏ごし器で裏ごしする
量を増やしたい場合は、ミニトマト1個につき10秒を目安に加熱時間を調整しましょう。
離乳食中期|野菜たっぷり「トマトポタージュ」
トマトの他にも野菜をたくさん摂れるポタージュのレシピです。野菜は好きなものでアレンジできます。
■材料:1食分
- トマト(皮と種を取り除いたもの) 25g
- 玉ねぎ 20g
- 茹でたブロッコリー 適量
- 牛乳 大さじ1
- 水溶き片栗粉 小さじ1
■作り方
- 皮をむいた玉ねぎを茹で、やわらかくする
- 玉ねぎ、トマト、牛乳をフードプロセッサーに入れ、なめらかにする
- 小鍋に移し替え、ひと煮立ちさせる
- 水溶き片栗粉を加えとろみをつける
- お皿に盛りつけ、ブロッコリーをポタージュの上に適量のせる
離乳食後期|ピューレで時短「トマトリゾット」
トマトピューレとツナ水煮缶を使って手軽に作れるリゾットのレシピです。ピューレとツナ缶は無添加、食塩不使用のものを選びましょう。
■材料:1食分
- 軟飯 70g
- トマトピューレ 小さじ1
- トマト 大さじ1
- しめじ 2本
- ツナ水煮缶(水を切ったもの) 20g
- ミルク 70ml
- 粉チーズ 少々
- 青のり 少々
■作り方
- しめじは細かく刻み、トマトは角切りにする
- 耐熱容器に移してふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで40秒ほど火が入るまで加熱する
- 軟飯・トマトピューレ・ツナ・ミルクを加え、よく混ぜ合わせたら再度40秒ほど加熱する
- お皿に盛り付け、上から粉チーズや青のりをふりかける
離乳食完了期|炊飯器で簡単調理「高野豆腐のトマトスープ」
トマトだけでなく、野菜をしっかりとれるレシピです。
作り置きは冷凍で約1ヵ月保存可能なので、一度作っておけば忙しい日の食事にも便利です。
作り置きは冷凍で約1ヵ月保存可能なので、一度作っておけば忙しい日の食事にも便利です。
■材料:1食分
- トマト(皮と種を取り除いたもの) 1個
- キャベツ 2枚
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/3~1/4本
- ツナ缶 1缶
- 高野豆腐 1枚
- コンソメ 小さじ1
- ローリエ 1枚
- 水 500ml
■作り方
- 高野豆腐はぬるま湯で戻し、軽く水気をしぼる。
- 戻した高野豆腐と野菜などの食材を、すべて食べやすい大きさに切る
- 切った食材と調味料、水を炊飯器に入れ、「早炊き」モードで炊く
炊飯器の機種によっては調理に使えない場合がありますので、取扱説明書をご確認ください。
トマトを使って離乳食の幅を広げよう
トマトは、まだ食べられるものが少ない離乳食初期から使える助かる食材。他の食材と同様、離乳食の進み具合に合わせて固さや量を調整しましょう。さまざまなレシピに合わせやすいので、アレンジを加えたい時などにぜひ取り入れてみてください。
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