おにぎり具材14選!定番から子どもが喜ぶアイデアまで、冷凍保存のコツも紹介

おにぎりの定番具材5選

梅干のおにぎり
おにぎりは、朝ごはんやお弁当、子どものおやつなどいろいろなシーンで活躍してくれます。まずは、多くの人に親しまれている定番のおにぎり具材を紹介します。

1. 梅干|さっぱりとした王道の定番具材

爽やかな酸味が食欲をそそる梅干は、おにぎりの定番具材。梅干の硬さや塩分濃度、ハチミツやかつお節入りなど、梅干の種類によって味も変わります。おにぎりにする際は、食べやすいように種を取り除くのがおすすめです。
ただし、1歳未満の乳児にはボツリヌス症のリスクがあるため、はちみつを使った梅干しは避けましょう。

2. 昆布|深い旨味でごはんとの相性抜群

甘辛く煮付けた昆布も、ごはんとの相性が良い具材です。ゴマやシソ、かつお節などと混ぜ合わせれば、レパートリーも広がります。みじん切りにした昆布とかつお節を混ぜれば、子どもにも食べやすいでしょう。

3. 鮭|香ばしさが人気

香ばしく焼いた鮭は、大人から子どもまで幅広い年齢層に人気の具材です。仕上げに小さく切った焼き鮭をのせると見栄えも良くボリュームアップに。常備できる焼き鮭の冷凍食品やフレークを使うと簡単に作れます。

4. おかか|かつお節としょう油の最強コンビ

かつお節の香りと旨味がギュッとつまったおかかおにぎり。基本はかつお節としょう油ですが、砂糖やマヨネーズを少量加えれば子どもの喜ぶ味になります。

5. タラコ・明太子|プチプチとした食感が魅力

タラコと明太子は、どちらもスケトウダラの卵が原材料です。プチプチとした食感と塩気が、白いごはんと相性抜群です。明太子は唐辛子を使っているため、辛いのが苦手な人や子どもにはタラコがおすすめ。生ものなので、作り置きには向きません。

おにぎりの変わり種具材5選

煮卵の入ったおにぎり
続いて、ひと味違ったおにぎり変わり種の具材を紹介します。アレンジもできるので、マンネリ解消にもおすすめです。

1. チーズ|とろけるコクでアレンジ自在

コクのあるチーズは、ごはんとの相性も抜群です。固形チーズを使えばボリューム感アップ、とろけるチーズなら濃厚でまろやかな味わいに。チーズの種類によって食感や風味が変わるのも魅力です。塩昆布、かつお節、ベーコンなどと組み合わせれば、さらに味わい深いおにぎりになります。

2. 天かす|やみつきになる悪魔的なおいしさ

天かすとめんつゆを混ぜたおにぎりは「たぬきおにぎり」とも呼ばれ、ほんのりとした甘みと天かすのコクが魅力です。やみつきになる”悪魔的”なおいしさで「悪魔のおにぎり」としても知られています。大葉を巻いたり、塩昆布を加えたりするとさっぱりとした味わいが楽しめます。

3. 味噌|焼きおにぎりにもおすすめ

塩の代わりに味噌を使うと、濃厚な風味を楽しめます。そのままの味噌も良いですが、ショウガやネギ、ツナなどを合わせてごはんに混ぜるとさらにおいしくなります。おにぎりの表面に塗った焼きおにぎりもおすすめです。

4. 煮卵|ボリューム満点!とろりとした黄身が人気

ラーメンのトッピングとしても人気の煮卵は、おにぎりの具材としても大活躍してくれます。煮卵のとろりとした黄身としょう油ベースのタレがごはんに絡んで食欲をそそります。煮卵を作り置きする場合は、黄身までしっかり火を通し早めに食べ切るようにしましょう。

5. 牛肉しぐれ煮|甘辛味でごはんが進む!贅沢具材

ショウガの香りと甘辛い味付けがクセになる牛肉のしぐれ煮。ごはんに混ぜ込めば全体的に味がなじみ、どこを食べてもおいしさが楽しめます。おにぎりにたっぷりのせて仕上げれば、肉の旨味と食べ応えも抜群。大葉で包むと爽やかな風味をプラスできます。

【レシピ付き】子どもが喜ぶおにぎり具材4選

子どもが喜ぶおにぎりポイントは、味はもちろん、見た目や食べやすさも大切です。子どもウケ抜群のおにぎり具材をレシピ付きで4つ紹介します。

1. ツナマヨ|子どもに大人気の鉄板具材

ツナマヨおにぎり
子どもが喜ぶツナマヨは、しょう油を加えることで旨味がアップします。ツナ缶があれば、家にある調味料でサッと作れるため、忙しい朝にも嬉しいメニューです。
■材料(2人分)
  • ごはん 400g
  • ツナ缶 1缶
  • マヨネーズ 大さじ2
  • しょう油 小さじ2
  • のり 適量
■作り方
  1. ボウルに汁気を切ったツナ缶、マヨネーズ、しょう油を入れよく混ぜる
  2. ラップに1/4の量のごはんを広げ、中央にツナマヨをのせて包み握る
  3. 同様に残りの3個を握り、のりを巻く
のりの代わりに大葉を使ってもおいしくできます。

2. 肉巻き|ボリューム満点で大満足

肉巻きおにぎり
甘辛ダレでボリュームのある肉巻きおにぎりです。ごはんは小さめに握るのがポイント。刻んだ刻みショウガを加えると、さっぱりと食べやすくなります。
■材料(2人分)
  • ごはん 200g
  • 薄切り肉 200g
  • ごま油 大さじ1/2
  • 白いりゴマ 小さじ1
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  • しょう油 大さじ2
  • 料理酒 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
■作り方
  1. ラップに1/4の量のごはんをのせ、俵型に握り冷ます
  2. Aの材料をボウルに入れ、混ぜる
  3. 薄切り肉を広げ、冷ましたごはんを包むように巻く
  4. ごま油をひいたフライパンを中火にかけ、巻き終わりを下にして肉巻きを並べる
  5. 転がしながら全体に焼き色をつけ、肉に火が通るまで加熱する
  6. 肉に火が通ったら弱火にし、混ぜ合わせたAを加えて、タレが全体に絡むように煮詰める
  7. 皿に盛り、白いりゴマをのせる

3. 肉そぼろ|甘辛さが魅力

トレイに入った肉そぼろ
甘辛いそぼろにショウガがアクセントになる肉そぼろおにぎり。鶏ひき肉の代わりに、牛や豚、合びきを使ってもおいしくできます。
■材料(2人分)
  • ごはん 400g
  • 鶏ひき肉 300g
  • ショウガの甘酢漬け 20g
  • サラダ油 大さじ1
  • のり 適量
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  • しょう油 大さじ4
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • 料理酒 大さじ2
■作り方
  1. ショウガの甘酢漬けをみじん切りにする
  2. Aの材料をボウルに入れ、混ぜる
  3. フライパンに油をひき中火にかけ、鶏ひき肉を炒める
  4. ひき肉の色が変わったらAを加え、汁気がなくなるまで5分ほど炒める
  5. ボウルにごはん、ショウガの甘酢漬け、鶏そぼろを加え混ぜる
  6. ラップに5の1/4の量をのせて握り、粗熱がとれたらのりを巻く

4. ウインナー|子どもウケ抜群でアレンジ自在

皿に盛ったウインナー
子どもが大好きなウインナーを一口大にカットして利用します。チーズやおかかを加えるなどアレンジの幅が広いのが魅力。ケチャップライスを薄焼き卵で巻いてオムライス風にするのもおすすめです。
■材料(2人分)
  • ごはん 400g
  • ウインナー 4本
  • のり 適量
■作り方
  1. ウインナーを5mm幅に切り、こんがりするまで炒める
  2. ボウルにごはん、ウインナーを入れ混ぜ合わせる
  3. ラップに2の1/4の量をのせて握り、粗熱がとれたらのりを巻く

作り置きに便利!おにぎりを冷凍保存するコツ

冷凍保存袋に入ったおにぎり
片手で手軽に食べられるおにぎりは忙しい時の強い味方。冷凍保存しておけば、解凍するだけでいつでもすぐに楽しめます。おいしさをキープしながら冷凍保存するコツを紹介します。

冷凍おにぎりにおすすめの具材

冷凍おにぎりの具材には、水分が少なく味の濃いものがおすすめです。水分や油分の多いもの、生ものなどは冷凍おにぎりの具材には向いていません。のりやふりかけなどの仕上げは、おにぎりを解凍してから行うようにしましょう。
■冷凍におすすめの具材
  • 梅干(種を取り除く)
  • 塩昆布
  • 焼き鮭
  • ゆかり
  • 肉そぼろ など
■冷凍に向かない具材
  • ツナマヨ
  • 生タラコ ※焼きタラコにすればOK
  • 生明太子
  • 青シソ など

おいしい冷凍おにぎりを作るコツ

おにぎりを冷凍保存するコツは、水分を保ちつつ衛生的に急速冷凍することです。おにぎりを作る際には温かいごはんを使い、ふんわり握って水分をキープしましょう。またラップを使い、ごはんに直接触れずに握れば衛生的に作れます。粗熱がとれたら、おにぎりを1つずつラップで包み、金属製のバットにのせて冷凍庫で保存します。金属バットにのせることで冷凍が早く進むため、風味や食感の劣化を防ぎやすくなります。

おにぎりのおいしさを左右する「お米選び」も大切なポイント。みやぎ生協では、産地や品質にこだわったお米が手に入りやすく、安心・安全な国産米が揃っています。なかでも宮城県産のお米は、ほど良い粘りと甘みがあり、おにぎりにぴったり。冷めてもふっくらしたおいしさが続くので、冷凍保存にも向いています。

おいしいおにぎりを作るなら、ぜひみやぎ生協のお米をチェックしてみてください。

冷凍おにぎりの解凍方法と保存期間

冷凍おにぎりは、自然解凍には向いていません。自然解凍をすると、ごはんがぼそぼそになったり、おにぎりの表面が菌の増えやすい温度になったりすることがあります。安心して食べるためにも、必ず加熱してから食べましょう。
■解凍方法
冷凍おにぎりはラップのまま電子レンジで解凍します。加熱時間の目安は、100g程度(コンビニのおにぎりぐらいの大きさ)のおにぎりなら600Wで1分30秒~2分程度です。加熱しすぎるとごはんが固くなってしまうので注意してください。時間がたりなければ、10~15秒程度ずつ増やして様子をみながら追加熱します。
■保存期間
冷凍おにぎりは劣化を防ぐために1ヵ月を目安に食べ切りましょう。保存袋に作った日付をメモしておくと便利です。

お気に入りの具材でおにぎりを楽しもう

おにぎりを食べる親子
おにぎりは、具材の選び方ひとつで味わいや楽しさがぐっと広がる万能メニューです。定番の梅干や鮭から、子どもが喜ぶツナマヨやウインナー、さらに冷凍保存に便利なしぐれ煮など、シーンに合わせてバリエーション豊かに楽しめます。好みの具材を見つけて、毎日のごはんやお弁当、作り置きにも活用してみませんか。
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