「子どもになんとかして野菜を食べさせたい……」それは、いつの時代も変わらないパパ・ママの切実な悩みです。コープの人気No.1ジュース『ミックスキャロット』は、そんなお母さんたちの声から1981年に誕生しました。 誕生から45年。時代と共に、中身もパッケージも組合員さんの声に寄り添って進化を続けてきたミックスキャロットの歴史と、2025年リニューアルの舞台裏について、生協の菓子飲料部・飲料G担当者にお話をうかがいました。
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45年愛され続けるベストセラー商品「ミックスキャロット(125ml)」はこちら▼
今回お話しを聞いたのは
杉野 翔梧 さん
日本生活協同組合連合会
第二商品本部 菓子飲料部 飲料G
CO商品の営業、会員生協バイヤーを経て、菓子飲料部に配属。25年4月より現職で、ミックスキャロットなどを担当中。
お母さんたちの願いと、当時の常識を覆す挑戦
ーー 1981年当時、野菜ジュースといえば「大人が我慢して飲む苦くてドロッとしたもの」が常識でしたよね。そんな中、「にんじん嫌いの子どもがゴクゴク飲めるものを」というお母さんたちの願いを受け、開発で特に苦労された点やこだわりを教えてください。
杉野さん 発売当時、そもそも「にんじんベースのジュース」自体が世の中に存在していませんでした。今でこそ当たり前にある、飲みやすい野菜果実ジュースもない時代です。そのような中で、「子どもが自ら飲みたくなるにんじんジュース」を目指したのが、ミックスキャロットの原点です。
開発で最も苦労したのは、にんじん特有の「青臭さ」や「エグみ」の克服でした。にんじんの存在感は残しつつ、子どもが美味しく飲めるギリギリのバランスを追求し、何パターンも試作を重ねました。
開発で最も苦労したのは、にんじん特有の「青臭さ」や「エグみ」の克服でした。にんじんの存在感は残しつつ、子どもが美味しく飲めるギリギリのバランスを追求し、何パターンも試作を重ねました。
ーー 砂糖や香料で味を作るのではなく、素材本来の美味しさを引き出すことに徹底してこだわられたとか。
杉野さん はい。砂糖も香料も使わず、原料は野菜と果物だけ。そのこだわりを貫いた結果、日本で初めての「子ども向けにんじんベースジュース」として発売することができました。
ーー 当時としては本当に画期的な挑戦ですよね。子どもって、野菜の形が見えると一気に拒否してしまうことがあると思います…。その中で、ジュースの形状で手軽に栄養を摂れるアイデアは、本当に全国のお母さんたちの救いになっていますよね。
杉野さん まさに「子どもが野菜を食べなくて困っている」という組合員さんの声に真摯に向き合った結果が、「ミックスキャロット」なんです。そこが開発のスタート地点にあるというのは、非常に生協らしいと感じています。
声に応えて進化させた「美味しさ」の秘密
ーー 発売当初の40%から、組合員さんの声に応えて「65%」へと進化してきた歴史があるんですね。ただ、にんじんを増やすと青臭さやエグ味が出やすくなるはず。砂糖や香料を使わず、子どもが喜ぶフルーティーな味に仕上げる「ブレンドの秘密」を教えてください。
杉野さん 配合率を段階的に引き上げてきた背景には、組合員様の「もっと野菜を摂ってもらいたい」という想いはもちろん、国産にんじんの生産者(農家さん)を応援・支援したいという生協としても想いもあります。生産者さんとの結びつきを大切にしながら、加工用のにんじんを一定数利用して配合率を増やしてきました。
ただ、ミックスキャロットにとって「フルーティーな飲みやすさ」こそが、すべての核なんです。昔から「この味が大好き」と、歴代の組合員様から非常に高い評価をいただいているので、“今の美味しい味を変えない・かけ離れさせない”ということを、何より大切にしています。
味作りの面では、にんじんの比率が高くなるほど青臭さが出やすいため、果汁の配合バランスがすべてになります。実は、にんじん特有のエグみを消す(マスキングする)上で一番重宝しているのが「バナナ」の味わいなんです。
ただ、ミックスキャロットにとって「フルーティーな飲みやすさ」こそが、すべての核なんです。昔から「この味が大好き」と、歴代の組合員様から非常に高い評価をいただいているので、“今の美味しい味を変えない・かけ離れさせない”ということを、何より大切にしています。
味作りの面では、にんじんの比率が高くなるほど青臭さが出やすいため、果汁の配合バランスがすべてになります。実は、にんじん特有のエグみを消す(マスキングする)上で一番重宝しているのが「バナナ」の味わいなんです。
ーー バナナのやさしい甘みが大きな役割を果たしているのですね。にんじんの割合を増やしつつも、組合員様から評価され続けている「ミックスキャロットの味」を変えないように維持するのは、相当な難しさがあるのではないでしょうか?
杉野さん 本当にその通りで、今までの味からかけ離れないよう、配合を調整するタイミングでは何パターンも試作を作ります。今の味をベースに「飲みやすさを維持しながらにんじん配合率を増やすか」を目指し、発売の半年ほど前から試作を重ねて慎重に調整しています。
国産にんじん100%!地域と結ぶ農家さんとの絆
ーー ミックスキャロットに使われているにんじんは、現在すべて国産100%だとうかがいました。原材料の安全性はもちろんですが、農家さんとの関わりについて生協さんならではの想いがあるのでしょうか?
杉野さん コープの商品として「国産素材」を大切にしたいという想いに加え、日本の農家さんの支援や繋がりを大切にしています。気候の変動などで安定生産が難しい状況のなか、東日本エリアと西日本エリアで工場の配置やメインの産地を分け、地域に根ざした調達を行っています。
生協や製造メーカーのスタッフ、時には営業担当や組合員さんも実際に農家さんへ足を運び、直接コミュニケーションを取りながら顔の見える関係を築いて、生産者のみなさんと結びつきながら、安心安全なジュースをお届けしています。
生協や製造メーカーのスタッフ、時には営業担当や組合員さんも実際に農家さんへ足を運び、直接コミュニケーションを取りながら顔の見える関係を築いて、生産者のみなさんと結びつきながら、安心安全なジュースをお届けしています。
「缶から紙パック」、そして組合員と作った新デザイン
ーー 最初は缶で登場し、今はお馴染みの紙パックへと容器も進化してきましたよね。2025年のリニューアルで登場した新デザインや、「おつかれさま」「ありがとう」といった温かいメッセージに込められた想いをお聞かせください。
杉野さん お子様の手での持ちやすさや持ち運び、リサイクルのしやすさを考え、缶から「紙パック」へと進化してきました。2025年のデザインでは、メインのキャラクターをこれまでにない可愛らしいタッチで表現するという新しいチャレンジも行いました。
パッケージに「ありがとう」「おつかれさま」「だいすき」とメッセージを添えたのは、単に飲んでもらうだけでなく、家族や友人、同僚の間で手渡すときに「人と人とがつながるコミュニケーションのきっかけになってほしい」という想いがあったからです。
パッケージに「ありがとう」「おつかれさま」「だいすき」とメッセージを添えたのは、単に飲んでもらうだけでなく、家族や友人、同僚の間で手渡すときに「人と人とがつながるコミュニケーションのきっかけになってほしい」という想いがあったからです。
ーー パッケージにメッセージがあると、言葉にして伝えるのが照れくさい時でもスッと渡せて素敵ですよね!どこかレトロで温かみのあるデザインも、今の時代にすごく映えて可愛いらしく感じます。
メッセージ付きのパッケージが可愛い「ミックスキャロット|200ml」はこちら▼
「いつから飲めるの?」組合員のリアルな声から生まれた赤ちゃん用ミックスキャロット
ーー コープでは組合員さんからの声がとても集まりやすいとお聞きしましたが、実際に届いた声が新しい商品として形になったエピソードがあれば教えていただけますか?
杉野様 まさに「声」から生まれた代表例が、2021年に発売した「赤ちゃん用のミックスキャロット」です。
組合員様から「ミックスキャロットはいつから子どもに飲ませていいの?」というお問い合わせを多くいただいていました。果汁は一般的に5〜6ヶ月頃から始められますが、稀にアレルギーの可能性もあるため注意が必要です。そのため「原材料名欄の野菜や果実を一通り試した後に、胃腸に負担をかけないよう、また甘みに慣れすぎないよう、2〜3倍に薄めて少量からお試しくださいね」とお答えしていたんです。
それなら「最初から小さなお子さん(月齢7カ月頃から)に特化した仕様で小さめサイズ(100ml)を作ろう!」と、商品化が決まりました。届いた声は全件読み込んで次の企画に活かしていく、生協の強みが詰まった商品です。
組合員様から「ミックスキャロットはいつから子どもに飲ませていいの?」というお問い合わせを多くいただいていました。果汁は一般的に5〜6ヶ月頃から始められますが、稀にアレルギーの可能性もあるため注意が必要です。そのため「原材料名欄の野菜や果実を一通り試した後に、胃腸に負担をかけないよう、また甘みに慣れすぎないよう、2〜3倍に薄めて少量からお試しくださいね」とお答えしていたんです。
それなら「最初から小さなお子さん(月齢7カ月頃から)に特化した仕様で小さめサイズ(100ml)を作ろう!」と、商品化が決まりました。届いた声は全件読み込んで次の企画に活かしていく、生協の強みが詰まった商品です。
赤ちゃん(7ヶ月頃から)でも飲める「みっくすきゃろっと」はこちら▼
飲むだけじゃない!「ミックスキャロット」おすすめ活用術
ーー そのまま飲む以外にも、「ミックスキャロット」開発担当の方や組合員さんの間でおすすめの楽しみ方はありますか?
杉野様 実は、昔から組合員さんの口コミで人気なのが「キャロットピラフ」です。研いだお米と一緒にミックスキャロットを入れて炊くだけで、ほんのり甘く美しいオレンジ色のピラフが簡単に完成します。チキンライス風にしても美味しいですし、料理に混ぜ込むことで野菜嫌いのお子様もパクパク食べてくれます。
また、プロのワンポイントとして、キンキンに冷やすよりも少し常温になじませてから飲むと、果実とにんじん本来の豊かな風味や香りがより際立つので、おすすめです!
また、プロのワンポイントとして、キンキンに冷やすよりも少し常温になじませてから飲むと、果実とにんじん本来の豊かな風味や香りがより際立つので、おすすめです!
公式Instagram(@coop_mama_)で、ミックスキャロットを使った時短アレンジレシピや組合員さんのクチコミを公開中!▼
令和の子育て世代に今こそ伝えたいこと
ーー 時代が変わっても、「子どもの野菜嫌いや栄養不足」に悩むパパ・ママは多いですよね。世代を超えて愛されてきたミックスキャロットだからこそ、現代の忙しい子育て世代へ伝えたいメッセージをお願いします。
杉野様 45年前も今も、親世代が抱く悩みは基本的に変わっていません。だからこそ、これからも同じように、日々子育てを頑張る親御さんの悩みに寄り添い続けたいと考えています。
組合員様からは「この商品があったから生協に入りました」「子どもの頃飲んでいた味を、今自分の子どもと一緒に飲んでいます」といった嬉しいお声をたくさんいただきます。
これからも「昔と変わらない美味しい味」を大切に継承しながら、時代に合わせてブラッシュアップし、全国の食卓へ安心を届けていきます。
組合員様からは「この商品があったから生協に入りました」「子どもの頃飲んでいた味を、今自分の子どもと一緒に飲んでいます」といった嬉しいお声をたくさんいただきます。
これからも「昔と変わらない美味しい味」を大切に継承しながら、時代に合わせてブラッシュアップし、全国の食卓へ安心を届けていきます。
担当者の「ガチ推し」コープ商品!
ミックスキャロット担当の杉野さんが、一人の生活者としてリアルに愛用している「ガチ推しコープ商品」をご紹介!
ぜひ、商品選びのポイントにしてみてくださいね!
ぜひ、商品選びのポイントにしてみてくださいね!
圧倒的時短部門
<推しポイント>
杉野さん
大人のご褒美部門
<推しポイント>
杉野さん
45年の「おいしい!」の裏にある、変わらない安心と進化し続ける優しさ
40%から始まったにんじんの配合率が、2025年にはついに65%へ。ミックスキャロットの歴史は、まさに組合員のみなさんの「子どもを想う声」に伴走し続けた歴史そのものでした。
缶から始まり、今では子育ての現場に寄り添った「メッセージ付きの紙パック」へ。時代が変わっても、砂糖や香料に頼らないコープの「まっすぐなこだわり」は、今日も全国の食卓へ安心を届け続けています。
「最近、子どもが野菜を食べてくれなくて……」と悩むこともあると思います。そんなパパやママは、ミックスキャロットをぜひ一度、お店や共同購入でお手に取ってみてください。きっと、世代を超えて愛される理由が、そのひとくちで伝わるはずです。
缶から始まり、今では子育ての現場に寄り添った「メッセージ付きの紙パック」へ。時代が変わっても、砂糖や香料に頼らないコープの「まっすぐなこだわり」は、今日も全国の食卓へ安心を届け続けています。
「最近、子どもが野菜を食べてくれなくて……」と悩むこともあると思います。そんなパパやママは、ミックスキャロットをぜひ一度、お店や共同購入でお手に取ってみてください。きっと、世代を超えて愛される理由が、そのひとくちで伝わるはずです。
